バナナ実がなるまでの過程は?吊るすやつとは?変色は砂糖水がいい!
スーパーで、コンビニで、今ではドラッグストアでも売っているバナナ。
お店に入ったら目にしない日は無いのではありませんか?
でも、このバナナってどうやって実になるのでしょうか?
なんとなくバナナの木を思い浮かべてみますが、実際にバナナが実になる様子って案外知らないですよね。
また、最近よく出回っている「バナナを吊るすやつ」についてもどんな名前なのか知りたいです。
バナナを食べる時、切ってすぐに食べない時は、表面が黒く変色してしまってキレイでは無いのがちょっと気になりますね…。
そんなバナナについて詳しくご紹介します。
バナナの実がなるまでってどんな様子?花や茎はちょっと違う!
バナナは29〜31℃でよく育ち、亜熱帯気候の場所で作られる事が多いです。
東南アジアなどが原産地です。
バナナ自体の成長はとても早くて、現地で5〜11月の間にバナナの葉は、一週間に1枚くらい生えてきて、バナナの花の苞(花を包んでいる部分)は1日10センチメートルも伸びます。
バナナの茎に見える部分は実際は葉の根元の部分が重なり合ったもので、偽茎(仮茎)と呼ばれていて、それが伸びた先に花が出てきて下向きに垂れ下がります。
バナナの本当の茎の部分は地下にあって横向きに短く伸び、茎の先からも長い楕円形の葉が伸びてきます。
花は、一本の茎に見える果軸にいくつもの果房ができて、そこには10〜20本の果指で成り立っています。
南国ムードたっぷりで、一見花のように見えるものは、苞葉といってつぼみを包むような葉が形を変えたようなもので、本当のバナナの花は、この10〜20本の果指の部分です。
この果指が、一つずつ成長したものが皆さんの知っているバナナの実になります!
花だと思っていた部分ではない場所にバナナの花が咲いて、バナナの実をつけるのですね。
また、果軸にできた果房が、バナナの房となります。
スーパーで並んでいるバナナは、この大きな房を分けて販売していたのです。
バナナ吊るすやつってどんな名前?バナナスタンド!
バナナが木に生えているのと同じような状態で保存できる事から、この「バナナ吊るすやつ」は、人気の商品のようですね?
この便利グッズの名前は、どうやら「バナナツリー」「バナナスタンド」という商品名で販売されているようです。
形も様々で、シンプルな形で、バナナを吊るす事だけの用途だったり、下部が小物入れになっているもの、形全体がインテリア性の高い物もあります。
スチール・ステンレス・木など使われている材料も様々です。
数多くある商品から、選ぶためにいくつか注意したいポイントがあります。
- バナナをかけた時の安定性
- デザイン(シンプルなのが良いのか、インテリアと合わせたいのか?…など)
- 小物入れが必要かどうか
一度ショッピングサイトを見てもらうとわかるのですが、バナナスタンドって本当に色々な形があるんです。
一筆書きのような継ぎ目のない細身のデザインだったり、支える面が木製でどっしりとした物もあります。
バナナスタンドを置く場所によっては、リビングにおしゃれにディスプレイしたいのならデザインが大切でしょうし、キッチンカウンターに乗せて家族がいつでも手に取れるようにしたいならば簡単に倒れないような構造のものを探すことになるでしょう。
バナナを吊るすだけの物ですが、「どのように使いたいか?」と考えたら、あなたに必要なバナナスタンドに出会えることができますよ。
バナナの変色を止めるのは砂糖水?他にも方法が!
バナナの切り口は時間が経つと黒くなってしまいますよね。
これは、バナナに含まれているポリフェノールの酸化酵素が空気中の酸素に触れて酸化するからこのように黒く変化してしまうようです。
バナナが黒くならないようにするには、何か対策があるのでしょうか?
それは、バナナを切った直後に『水100ミッリットルに砂糖大さじ1を入れて混ぜた砂糖水』に5分程度浸す方法です。
ただ、バナナの味が少し変化してしまいます。
他にも方法があるので、お知らせします。
- 水100ミリリットルとはちみつ大さじ1を混ぜた水に5分漬ける。(濃い味が好きな人向け)
- 水100ミリリットルに塩5グラムを混ぜた水に漬ける。(キレイな色を保てるけれど、バナナ本来の美味しさがなくなる)
- 水100ミリリットルにレモン4分の1個分のレモン汁を加えたものに漬ける。(サッパリ味になります)
- フルーツ缶詰のシロップに薄めずそのまま漬ける。(このままフルーツポンチにしたいですね)
- 果汁100%のオレンジジュース(柑橘系なら他の果物でもOK)に漬ける。
- ラップできっちりと包む。
- ヨーグルトに入れてしまう。(朝食メニューになります)
どの方法でも、バナナを切ったあとすぐに行うのが、黒くならない秘訣です。
食べたい方法やお好みに合わせてお試しくださいね!
まとめ
バナナの木は、思っていたような形と少し違っていて、花だと思っていたものは花ではなく葉の一部で、茎も地面から見えるところには無い、ということがわかりましたね。
「バナナを吊るすやつ」は、「バナナスタンド」「バナナツリー」という名前だったのですね。
あまりにも種類が豊富でおしゃれなので、家でも購入しようかと検討中です。
バナナの変色は、悩みのたねでしたが、砂糖水以外にも変色を防ぐ方法がわかったので、試してみたいものです。
バナナをよく知って上手に保存して、美味しく食べたいですね!