梅雨入り発表始めたのはいつ?梅雨入り宣言廃止しないの?平均値とは?

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日本のお天気の恒例として、毎年梅雨入りと梅雨明けには気象庁から宣言が出ていますよね。

 

でもこれはいつから始まっているのかな?と考えてみると、見方が大きく変わってきます。

 

実際に一般に向けて梅雨入りの発表を始めたのは1986年のことで、それ以前から実は報道機関向けに梅雨入り梅雨明けの宣言を発表していたので、その歴史はかなり長いことが分かりますよね。

 

そんな中で気になるのが梅雨入り宣言が廃止される気配がないことです、梅雨入りも年々曖昧になっているにも関わらず、全く梅雨入り宣言が廃止されませんよね。

 

これには理由があり、雨が多くなることで土砂崩れなどの災害が増えるため、その注意を兼ねて梅雨入り宣言はずっと続けられているんですって。

 

梅雨入りの平均値は10年ごとに更新されており、2021年は新しい平均値が使われています。

 

不快な部分も多いですが、日本に無くてはならない梅雨の時期について、もっと詳しくご紹介していきましょう!

 

 

 

 

 

 

梅雨入り発表始めたのはいつ?一般は1986年

 

 

梅雨入り発表始めたのは1986年から、というのも皆梅雨入りや梅雨明けの時期が気になりますし、何より梅雨は災害が増えてくるためなんです。

 

元々気象庁では1951年から梅雨入りはいつか、梅雨明けはいつかという統計をとって、平均値を出していました。

 

その情報を最初は一部の報道機関やその他天候に大きく左右される政治機関など向けに発表をしており、しばらくは一般に広まることはありませんでした。

 

しかしながら梅雨の時期は雨が多く降るため、田畑の状態やダムの貯蓄などに大きく関わってくること、同時に災害が増えることから、一般にも梅雨入り発表をしてほしいという声が徐々に大きくなっていったんです。

 

確かに梅雨に入る頃合いに畑ではしておかなければならない準備もありますし、雨の状況によってはダムの貯蓄率なども気になってしまいますよね。

 

そのため1986年、気象庁はこれまでのデータを平均値にし、そのデータと比べながらテレビや新聞などの一般向けに梅雨入りや梅雨明けを発表するようになったんですって。

 

何よりも皆さん梅雨入り梅雨明けが気になるという声も多くなっており、一体いつ頃から梅雨になるのか、梅雨が明けて夏に突入するのかに興味津々でした。

 

梅雨があければ夏ですし、雨が続くのは憂鬱なものですから、尚更梅雨の入りや梅雨明けが気になる人が多くなるのも納得してしまいます。

 

 

 

梅雨入り宣言を廃止しないワケ!実は廃止したことがあった!?

 

 

それにしても大体同じ時期に梅雨入り梅雨明けしていますし、今は雨雲レーダーやお天気観測カメラなど技術も発達していますから、梅雨入り宣言は必要ないのでは?ととも思いますよね。

 

実はすでに一度、気象庁は「梅雨入り宣言が当たらない」ということで梅雨入り宣言を廃止していました。

 

これは異常気象なども多く起き始めた頃で、梅雨入り宣言も当てにならず、天候の不安定さにさじを投げてしまったことが理由です。

 

梅雨入り宣言と梅雨明け宣言が廃止されていたのは1995年と1996年のことで、此の間にも秋ごろに梅雨であった頃の目安を発表するようにしていました。

 

しかしながらこの対応に抗議する電話や問い合わせが後を絶たず、結局1997年に梅雨入りと梅雨明けの宣言を続行することになります。

 

意外にもこういったクレームを出すのはサービス業の人たちが多く、やはり雨具や雨に関係する商品やサービスなどを提供する上で梅雨入り宣言、梅雨明け宣言は大きな意味を持っているんですね。

 

もうひとつはやはり防災的な理由も大きく関わっています。

 

同じ雨でも2000年以降、土砂災害や洪水、川の氾濫などが起きるほど雨量が多くなることが増えました。

 

そのため防災に特に気を使って欲しい梅雨時にはきちんと、梅雨入り明け宣言を行うことにしているのです。

 

 

 

梅雨入りの平年値っていつくらい?更新してるの?

 

 

梅雨入りの平均値は、九州で2021年から5月30日頃、梅雨明けの平均値は7月15日頃の約46日間と定められています。

 

これは2020年まで5月31日頃から7月14日頃までの44日間だったところから少しずれている数字です。

 

実は梅雨入りに限らず、天候に関する平均値は30年の期間の平均値を指しています。

 

加えて10年ごとに数値を入れ替え、10年に一度最新の数字に変わります、2021年はちょうど10年間の節目なので、平均値が昨年に比べてずれているんですね。

 

そのため5年位すると少しずつまた平均値と現実の時期が若干ずれ始めてくる傾向があります。

 

気象庁のホームページでは観測を始めた1951年から最新までの各地方の梅雨入り、梅雨明け、降水量の平均値が発表されていますので、今とどれくらい変化しているのかを見るのもいいですね。

 

梅雨入りと梅雨明けの日にちの傾向としては、毎年平均値からプラスマイナス5日ほどのずれはあるものの、ほとんど変化はしていません。

 

季節ごとの気温の平均値や雨量の平均値など、気象庁が関与している数値は細かに変動をしているので、毎年どれくらいズレが有るのか、今年はどうなるのかなどを考えながら比べると、新しい発見があるかもしれませんね。

 

 

 

まとめ

 

 

梅雨入り発表を始めたのはいつか、というと、一般的な人たちに開放したのが1986年から、2021年から見ると35年と意外にも最近の出来事でした。

 

梅雨時は降雨量も増えるため、防災面で主に発表されていたのですが、加えて梅雨入り宣言をやめた折に苦情が多かったことも、現在も梅雨入り宣言を続けている理由となっています。

 

平均値からは大きく変動はしていないものの、30年周期で見るとやはり一定の変化はあり、現在の日本の気候が少しずつ変化していることは数字の上でも明らかなんです。

 

毎年恒例になっている梅雨入り宣言は、数多くの人の生活もかかった大事なお知らせの一つになっていることが分かります。