豚汁具材セットはどんな野菜?具材の切り方は?じゃがいもはどれ位?
町内会のイベントやバーベキュー、もちろんおうちでも食べられている豚汁、はふはふ言いながら食べるのがおいしいんですよね。
しかしながら豚汁には地域ごとに「とんじる」「ぶたじる」と読み方が異なっている様に、豚汁の具材セットにも地域差が出てきます。
その中に家庭ならではの具を付け加えるのもまたおいしいので、豚汁の具材セットにはお世話になっちゃいます。
具材からこだわって作るお家ではまずは野菜の切り方からこだわるお家もあるため、なかなか軽視はできません。
豚汁の具材の中でも代表格になるのが芋類、特にじゃがいもレシピは数が多く、色々なパターンで使われていました。
ここでは豚汁の具材について詳しくご紹介しちゃいます。
豚汁具材セットの定番は?
まずは市販されている豚汁具材セットの定番から、基本は水煮か冷凍の具が販売されており、下ごしらえから開放してくれます。
水煮の具材セットの定番はごぼう、人参、大根、こんにゃくが主流で、お肉やネギ、芋類はあとから追加することが多くあります。
大根や人参はいちょう切り、ごぼうはささがけになっており、煮汁と一緒に水煮パックとして販売されていることがほとんどです。
お家で作りたいけど、具材の関係で手間はちょっとかける、というお家に向いていると言えるでしょう、お値段も具材が少なめなので安めです。
対して冷凍の豚汁の具材セットは、もう味噌を入れるだけで豚汁が作れるセットになっていて、大根や人参ごぼうはもちろん、ネギや豚肉、里芋もパッケージされています。
こんにゃくは入っていませんが、とにかくスピード勝負や、小パックになっているので一人暮らしの人向けの商品になっていました。
若干量に対して割高感は否めませんが入っている具材の種類や、肉もセットになっていることを考えると、通常豚汁を同じ量作る材料費と大体同じか少し安いくらいとも言えます。
具材をたっぷり入れてアレンジしたい場合は水煮を、手っ取り早く豚汁が食べたいという場合は冷凍の具材セットがおすすめです。
豚汁の具材切り方はどうしてる?
お家によって切り方はこだわりがあり、短冊に切るお家や、具材すべて同じ様に切るというお家もあるでしょう。
ですがここでは一般的な作り方として紹介されている、豚汁の野菜の切り方をご紹介していきますね。
まず大根と人参は半月切りかいちょう切り、できれば少し太いほうが食感が増しますが、早く火を入れたい場合は薄切りにしていきましょう。
販売していた人参や大根の大きさによって変えていくのも、実際に手作りするときには楽しくなりますよ。
ネギやごぼうも同じ様に斜めに切っていきましょう、ごぼうは歯ごたえがあるので、薄めのほうが食べやすいお野菜です。
ネギは最後に上に散らしてもいいですし、一緒に煮込むもよし、両方採用しても構いませんので、食べ方にもバリエーションを付けることができます。
こんにゃくは四角く切って食べやすく、きのこは一口大にちぎったり、そのままいれてもおいしい具材になります。
芋類は半月切りや四等分など食べやすい大きさに切るのが一般的ですが、こだわりがある人やお店で本格的な料理として出す場合は六角形に切ることがあります。
しかしお家ではそこまでこだわらなくても大丈夫ですので、お好きな大きさに切って入れてくださいね。
玉ねぎは串切り、そしてお肉は食べやすい大きさに切って具材として豚汁に入れます。
豚汁具材にじゃがいもは入れますか?
豚汁の具材にじゃがいもを入れるお家は多めですが、一般的に多数派とされているのは里芋を入れる豚汁です。
しかしじゃがいもをいれても、食べごたえや歯ざわり、食感が少しずつ変わりますので、じゃがいもの豚汁もおすすめなんです!
作り方は里芋で豚汁を作るように、じゃがいもを里芋の代わりに入れるだけなので、ちょっとしたアレンジとしても豚汁を楽しむことができますよ。
面白いのが大手のコンビニに豚汁に使う芋について調査したところ、ローソンは里芋でセブンイレブンとファミリーマートはじゃがいもだったとのこと。
実際に地域差で調べてみると東日本(関東は除く)はじゃがいも、西日本(関東含む)は里芋が多く、コンビニによっても地域差がわかりやすいですね。
南の方になるとさつまいも派や芋は入れない地域なども出てくるため、どうやらじゃがいも里芋だけの論争では済まない話のようです。
じゃがいもを豚汁の具材に入れる場合は、煮溶け具合がじゃがいもの産地によって異なってくるため、芋によって適したタイミングで入れるとお好みの豚汁に近づきます。
そうそう、地域によって豆腐を入れるところと入れないところも、大きく別れてくるようなので、あなたの家の豚汁は一体どこの地域のタイプなのか調べてみるのも面白いですよ。
まとめ
豚汁の具材セットは冷凍か水煮かでだいぶ簡略できる部分が変わってきます、水煮はアレンジを増やしたい人、冷凍はすぐにでも豚汁が食べたい人におすすめです。
具材の切り方は入れる豚汁の具材によって、大きさを合わせて切るといいでしょう、切り方は異なりますが大きさや厚さを変えることで火の通りが大きく変わってきます。
豚汁の具材は地域によって大きく異なっており、じゃがいもかサトイモか、はたまたさつまいもなのかを始め、豆腐を入れるか問題など、地域差が非常に大きいのが特徴とも言えます。
あなたのお家の豚汁は果たしてどこの豚汁に近いのか、親の出身地や現在住んでいる地域によって全く違う豚汁と出会えるでしょう。