スパゲッティは太さで名前が?100g分のカロリーと温め直しも解説
スパゲッティはパスタの一種です。
日本でスパゲッティと呼ばれている、長いタイプのパスタは太さや断面の形によって名前が付けられていて、パスタ売り場で目にしたことがあるかもしれません。
パスタの名前が違うだけでなく、相性の良いソースも違うようですよ。
一体どんなソースと相性がよいのか、知りたいですね!
スパゲッティの100g分のカロリーも気になるところです。
茹でたてだけでなく、時間が経って固くなったパスタの救済方法もあるんですよ。
スパゲッティについて、ご紹介します。
スパゲッティの太さによって名前が違う?美味しい食べ方も違う
スパゲッティには太さによって名前が付けられているのを知っていますか?
断面が丸いものや平たいものなど形が様々な長さ約25センチほどのロングパスタについてご紹介します。(太さはメーカーによってパスタの太さに0.1mm程度の違いがあります)
カッペリーニ(Capellini)は断面が丸・太さ0.9mmで極細麺で、細い形状を髪に例えて、イタリア語の「capelli(髪の毛)」が語源だと言われています。
繊細なパスタという意味で「天使の髪」とも言われていて、『Capelli d'angelo(カペッリ・ダンジェロ)』(イタリア語)『Angel hair pasta(エンジェルヘアー・パスタ)』(英語)と呼ばれるそうですよ。
パスタの茹で時間は約2分でとても短く、茹ですぎるとちぎれやすくなってしまうので、茹でたらすぐに氷水で冷やしてから冷製パスタにすると美味しいです。
フェデリーニ(Fedelini)は、断面が丸・太さ1.4mmで冷製パスタや、オイルベースのパスタソースがよく合います。
スパゲティーニ(Spaghettini)は、断面が丸・太さ1.6mmでシンプルにトマトソースで食べると美味しいです。
スパゲッティ(Spaghetti)は、断面が丸・太さ1.9mmで魚介と相性が良いです。
リングイネ(Linguine)は、断面が楕円で幅が2〜3mmで、モチモチ食感でソースが絡みやすく、クリームソースなどと合います。
フェットチーネ(Fettucine)は、平たくて幅が5〜8mm位で、カルボナーラなどクリーム系のコクのあるソースで美味しくいただけます。
太さや形によって美味しい食べ方が違うので、これらのパスタを手にしたら、最適な調理法や相性の良いソースで試してみてくださいね。
スパゲッティ100gのカロリーってどのくらい?意外と高くない!
まずは、パスタのレシピに書かれている標準的な一人前・乾麺のスパゲッティ100gを茹でたという設定でご紹介します。
乾麺100gのカロリーは、378キロカロリーです。
茹でたスパゲッティ(乾麺100g)のカロリーは358キロカロリーで、茹でることによって重量は240gになります。
また、茹で汁にスパゲッティの炭水化物が溶けるので、スパゲッティのカロリーは乾麺の状態より少しだけ低くなります。
次に、他のご飯や麺類と比較するためにお知らせすると、茹でたスパゲッティ100gは、140キロカロリーです。
白ごはん100gが156キロカロリー、食パン100gが248キロカロリーなので、スパゲッティのカロリーはご飯よりも低カロリーで、パンの約半分のカロリーという事がわかります。
でも、スパゲッティが高カロリーである印象を持ってしまうのはなぜでしょうか?
それは、パスタソースをかけるからです。
たらこソースや和風きのこ(60〜80キロカロリー)なら低カロリーなのですが、バターやクリームの入ったカルボナーラや明太子クリーム(106〜156キロカロリー)だと低カロリーのソースの2倍程度のカロリーを摂取することになってしまいます。
カロリーの摂りすぎに気をつけたい時は、スパゲッティに合わせるソースのカロリーを抑えめにしたいですね。
スパゲッティの温め直しってどうやるの?電子レンジや茹で汁で!
スパゲッティは、茹でたてをいただくのが一番美味しいのですが、食べるタイミングを逃して茹でてすぐに食べることができなかったり、茹でて余ってしまったパスタが残って後から食べる事もありますよね。
そんな時の温め直しについてご紹介します。
温め直すのは、パスタソースを絡めていない茹でただけのパスタです。
まずパスタをレンジで温め、その後数十秒位沸騰したお湯の中に入れて湯切りします。
そうすると、固くなってパスタがくっついていた状態でも茹でたてのようにツルッとほぐれて美味しくいただけます。
もう一通り温め直す方法があって、こちらはパスタの茹で汁を利用する方法です。
パスタの茹で汁を200ccほど密閉容器に取っておきます。
パスタを温める時にフライパンに冷めたパスタを入れ、茹で汁大さじ2〜3杯を回しかけます。
温まるまで弱火で時々かき混ぜながら加熱して、完成です。
耐熱性のあるお皿に冷めたパスタと茹で汁大さじ2〜3杯を、ラップを軽めにかけてから、30秒ずつ様子を見て混ぜながら加熱していく方法もあるので、お使いの調理器具に合わせて試してみて下さい。
まとめ
乾麺で日持ちがして、パスタソースも豊富に出回っているパスタは、いつでもご馳走気分が味わえる便利な食べ物なので、家に常備している人も多いですよね。
普段は、スパゲッティやスパゲティーニをミートソースでいただくのが休日の定番だったのですが、久しぶりに他のパスタも試してみたくなってきました。
茹でたてでなくても温かくて美味しいパスタを食べることができる方法があるのは、嬉しいですね。
これからも、美味しいパスタを食べたいです!