ズッキーニの栄養は美容にいい?糖質や加熱は大丈夫かも気になる!
ズッキーニって美味しいですよね。
一昔前だと「ズッキーニってなに???」という人も多かったですが、最近では近くのスーパーで見かけることも多くなりました。ナスやきゅうりのような見た目のズッキーニ。購入して食べる人も増えたのではないでしょうか。
味もタンパクながら煮込み料理からサラダまで様々な料理に使うことができますよね。
そんなズッキーニですが、食べる機会は多くとも栄養や糖質などについては実際よくわからないという人が多いでしょう。
ズッキーニには栄養はあるのでしょうか?
また糖質や加熱をしても栄養は大丈夫なのでしょうか?
ここでは、そんなズッキーニの栄養や、糖質について、詳しく解説をしていきたいと思います!
ズッキーニの栄養があるか?美容に良いかを解説!
ズッキーニですが、まず栄養はあるのでしょうか?
結論から言えば、ズッキーニに栄養はあります。
ズッキーニはナスやきゅうりのように見えますが、実際はかぼちゃの仲間となっています。
そのためかぼちゃには栄養は豊富に含まれていますが、ズッキーニにも栄養はたくさん含まれています。
ズッキーニに含まれる栄養については以下のものがあります。
・ビタミンC
ズッキーニにはビタミンCが多く含まれています。
ビタミンCは疲労回復効果が期待できます。
その他にもカラダの免疫力を向上させる効果も期待できます。
この疲労回復効果と免疫力向上が期待できるという特徴が、ビタミンCが風邪の予防で注目される理由なのです
つまりビタミンCを豊富に含んだズッキーニは、風邪の予防食材としてぴったりだと言えるでしょう。
そしてズッキーニですが肌を綺麗にする美容効果も高いです。
ビタミンCを摂取することで肌のターンオーバーが早まるので、すべすべとした肌を手に入れることができます。
・βカロテン
ズッキーニにはβカロテンも多く含まれています。
βカロテンはニンジンなどに多く含まれていることは、ご存知の方も多いはず。。
βカロテンにも免疫力を高める効果があると言われていますが、免疫力を高めること以外にもアンチエイジング効果も期待できると言われています。
アンチエイジングで重要なポイントいなるのが抗酸化作用を高めること。
ズッキーニを積極的に毎日の食卓に取り入れていくことで、自然と抗酸化作用が期待できる食事内容になり、肌や髪質の老化対策を行うことができます。
ズッキーニはそれ以外にもビタミンやミネラルをバランスよく含んでいます。
なので栄養も多く、美容成分も豊富に含んでいるため、女性には嬉しい野菜ですね。
ズッキーニは栄養はあるけどカロリーや糖質はどうなってる?
ズッキーニですが上記のように栄養はたくさんあります。
ただカロリーや糖質はどうなっているのでしょうか?
栄養と共にカロリーや糖質が多いと、たくさん食べると太ってしまいそうですよね。
ズッキーニですが、結論から言えばカロリー糖質ともにかなり少ないです。
詳しく解説していきます。
ズッキーニのカロリーは100gあたり15kcal。
野菜の平均カロリーは約35kcalなので、ズッキーニは野菜の平均カロリーを下回っています。
そして糖質も100gあたりですが、1.5g程度です。
野菜に含まれる平均糖質量は3.6gほどですので、ズッキーニはなんと半分以下!!
つまり、ズッキーニはカロリー、糖質量ともに野菜の中でもかなり少ないことがわかります。
低カロリー志向のダイエッターや、低糖質派の人にもおすすめの食材と言えるでしょう。
ちなみにズッキーニのカロリーと糖質量ですが、ほぼきゅうりと同じ。
きゅうりは確かに低カロリー低糖質のイメージですが、その分栄養が全然ないというイメージですよね。
しかし、ズッキーニの場合きゅうりに比べて断然栄養価は高くなっています。
栄養が豊富な上にカロリー糖質共に低いのでまさにダイエットにもうってつけですね。
ぜひズッキーニを食卓に取り入れるようにしてみてくださいね。
ズッキーニの栄養は加熱しても大丈夫?
ズッキーニですが、どうせ食べるなら栄養は無駄なく摂りたいですよね。
ズッキーニに限らず、野菜を食べる時に加熱調理して食べたいという人は多いはず。
でも気になるのが加熱することで野菜に含まれる栄養分が壊れないか?ということ。
実際、テレビや雑誌などで、野菜の栄養成分は加熱すると壊れるから生食がおすすめ!!なんていう特集を見かけたり聞いたりしますよね。
ズッキーニの場合、加熱調理することで栄養成分は壊れたりしないのでしょうか?
こちらも結論から言うと、加熱しても大丈夫です。
ズッキーニのおすすめの調理法は、油を使った加熱調理です。
ズッキーニに含まれるβカロテンは油との相性がよく、揚げ物や炒め物にすることで、ズッキーニに含まれるβカロテンを効率よく摂取することができます。
なのでズッキーニを天ぷらにしたり、ニンジンと一緒にかき揚げなどにしたら、ズッキーニに含まれるβカロテンを無駄なく摂取することができます。
ただ注意をして欲しいのがビタミンCです。
ご存知の方もいると思いますが、ビタミンCは熱に弱くて水に流されやすいというデメリットがあります。
ズッキーニでお湯を使った料理をする場合は、ビタミンCが流れ出てしまいますので注意をしましょう。
もしビタミンCを効率的に摂取したいのなら、やはり生食がおすすめ。
ズッキーニは生のまま食べられるのでサラダにしても良いですよ。
このように自分の摂取したい栄養素に合わせて、ズッキーニの調理法を変えてみるとより効率的に栄養を摂取することができますよ。
まとめ
きゅうりやナスの親戚ように見えるズッキーニですが、実はかぼちゃの仲間というのはちょっとした豆知識。
かぼちゃ同様に、ズッキーニは豊富な栄養素が含まれており、特にビタミンCやβカロテンなど美容面でも注目の栄養素が含まれています。
栄養豊富なうえにズッキーニは低カロリー低糖質食材です。
健康的にダイエットをしたいという人に、ぴったりな野菜と言えます。
加熱調理と相性の良いβカロテンを豊富に含んだズッキーニは、揚げ物や炒め物にも最適。
野菜不足をなんとかしたいけど生野菜は苦手・・・という人には、加熱調理に適したズッキーニはおすすめの食材です。
一方で熱に弱いビタミンCを効率よく摂取したいなら、生のままサラダで食べるのが最適です。
ぜひズッキーニを美味しく食べて、健康的な毎日を送るようにしてくださいね。