牡蠣の栄養はタンパク質が多い?組み合わせや食べ過ぎは平気か紹介!
牡蠣って美味しいですよね。
秋から冬にかけて牡蠣は旬を迎え、プリッとした身の歯応えと旨味はたまらないです。
そんな牡蠣ですが、栄養が多く含まれていることでも有名なのはご存知でしたか。
牡蠣を食べることで寒い冬も健康に過ごすことができそうです。
牡蠣の栄養ですが、タンパク質が多いというのは本当でしょうか?
また、牡蠣のタンパク質以外に牡蠣にはどのような栄養が含まれているのでしょうか?
結論から言えば、牡蠣にはタンパク質といった主要な栄養素から、栄養ドリンクでおなじみのタウリンまで、さまざまな栄養素が豊富に含まれています。
ここでは牡蠣の栄養素について詳しく解説していくとともに、牡蠣に適した食べ方の組み合わせ、そして食べ過ぎても大丈夫かなど、牡蠣について知りたいことを掘り下げていきます。
牡蠣の栄養について紹介!タンパク質以外にもたくさんあるの?
牡蠣にはたくさんの栄養が含まれていることは有名ですよね。
そんな牡蠣に含まれている栄養ですが、以下のようなものがあります。
・タンパク質
牡蠣には100gあたり約7gほどのタンパク質が含まれています。
タンパク質は脂質、炭水化物など共に、人体を構成するために必要な三大栄養素の一つです。
タンパク質を豊富に含む牡蠣は、実は高タンパクで低カロリーという特徴があり、ダイエットにもぴったりな食材です。
タンパク質を摂取することによって体が作られるほか免疫力もアップします。
なので牡蠣を食べることによって風邪知らずの強い体を作ることが期待できそうです。
・タウリン
牡蠣に含まれている栄養素で有名なのがタウリン!!。
よく栄養ドリンクにも入っている栄養素ですよね。
タウリンは心臓や肝臓の機能を高める働きが期待できます。
なので二日酔いや食べ過ぎ対策に最適と言われたりするのですが、タウリンの含有量として牡蠣は食品の中でもトップクラスです。
・亜鉛
亜鉛はタンパク質と合わせることで、より効率的に体が作られていきます。
なので亜鉛とタンパク質が両方豊富に含まれている牡蠣は、栄養が効率よく体に吸収されます。
また男性機能の増大にも効果があります。
このように牡蠣にはタンパク質以外にも豊富な栄養素が含まれており、海のミルクというのも納得ですね。
牡蠣の栄養を効率よく摂るための組み合わせは?
そんな牡蠣ですが、せっかくなら栄養も効率よく摂りたいですよね。
では牡蠣の栄養を効率よく摂るためにどんな食材を組み合わせればいいのでしょうか?
続いて紹介をしていきます。
牡蠣の栄養ですが、以下の食材と組み合わせることで効率がよく摂取することができます。
・ほうれん草
ほうれん草は鉄やマンガンが豊富に含まれていて、これらの栄養素が牡蠣に含まれる亜鉛の吸収効率を高めてくれます。
亜鉛は体に必要ではありますが、体への吸収効率はそこまで高くないので、亜鉛の吸収率を高めてくれるほうれん草を補助的な食材で組み合わせるのはおすすめです。
・トマト
トマトと牡蠣の相性もバッチリです。
トマトと牡蠣を使ってイタリアン風に牡蠣を食べるのも美味しいですよね。
トマトと牡蠣の食べ合わせは、トマトに含まれるリコピンが牡蠣の栄養効果を高めてくれます。
さらにトマトの酸味によって牡蠣を美味しく食べることができるのも嬉しい特徴です。
・豚肉
栄養豊富な牡蠣ではありますが、全ての栄養素を網羅しているわけではありません。
牡蠣にも不足している栄養素はあるのですが、その中でも少ないのがビタミンB1です。
ビタミンB1には、摂取した糖質のエネルギー変換効率をサポートする働きがあります。
ですからビタミンB1はぜひとも積極的に摂取したい栄養素なのですが、残念ながら牡蠣には不足気味。
そこでビタミンB1が豊富に含まれているのが豚肉を牡蠣と組み合わせるのがおすすめです。
牡蠣を豚肉と組み合わせることによって、より栄養バランスの優れたメニューに生まれ変わります。
このように牡蠣は単体でも美味しいですが、様々な組み合わせを考えることによって、さらに美味しく栄養も摂取することができます。
牡蠣は栄養豊富だけど食べ過ぎても大丈夫?
美味しくて栄養も豊富な牡蠣ですが、油断するとついつい食べ過ぎてしまいますよね。
牡蠣は食べ過ぎても大丈夫なのでしょうか?
結論から言えば、牡蠣の食べ過ぎはよくありません。
何事もやり過ぎはよくないように、牡蠣の食べ過ぎは体に不調を来たす恐れがあります。
詳しく解説をしていきます。
牡蠣ですが、食べ過ぎると以下のことが起こる可能性があります。
・目眩
牡蠣ですが食べ過ぎることによって亜鉛の過剰摂取につながります。
亜鉛を取り過ぎると必要以上に神経が刺激をされてしまい目眩や吐き気などを引き起こす可能性があります。
・免疫力の低下
一過性の亜鉛の過剰摂取でしたらすぐに治りますが、もし継続的に亜鉛の過剰摂取が続いたら、免疫力の低下につながります。
その結果、他のミネラル分の吸収が阻害されてしまい、貧血や免疫力の低下につながる恐れがあります。
・痛風
牡蠣はもちろんのこと、貝類には多くのプリン体という成分が多く含まれています。
プリン体は痛風を引き起こす物質であり、注意が必要です。
牡蠣は食べ過ぎるとこのような症状を引き起こす可能性があります。
牡蠣を食べる量の目安としては女性の場合は大体5個から12個ほど。
男性でしたら大体5個から15個ほどになっています。
これらは体質によっても個数は変わっていきます。
牡蠣は美味しくてついつい食べ過ぎてしまいますが、食べ過ぎには注意しましょう。
まとめ
牡蠣ですがタンパク質の他にも豊富な栄養素が含まれています。
これらの栄養素の多さから海のミルクとも呼ばれており、寒い冬に牡蠣を食べることで風邪知らずで乗り切ることも可能でしょう。
また牡蠣を食べる際には組み合わせを考えることも大事です。
ほうれん草を一緒に摂ることによって亜鉛をより効率的に摂取することができ、豚肉を食べることで足りないビタミンB1を補うことも可能です。
ただ、そんな牡蠣ですが食べ過ぎには注意が必要です。
牡蠣を食べ過ぎると、目眩や免疫力低下、また痛風を引き起こすこともあります。
牡蠣の適切な食べ方や量に気を使いながら、牡蠣の栄養で元気な毎日を過ごすようにしてくださいね!