スマートシティとは簡単に言うと?目指すものは!何が変わる?

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スマートシティというと、あなたはどんな街を想像しますか?

 

SF小説に出てくるような、ロボットがたくさん登場する遠い未来?

 

スマートというからには、都会だけの事なのではないかと思ってしまいますよね…。

 

実はスマートシティは全国の各地で実証実験が行われていたり、実際に運用されていたりするんです!

 

TVCMでTOYOTAの「Toyota Woven City(トヨタ・ウーブン・シティー)」の事が紹介されていましたが、街ごとスマートシティを実現するということでとても話題になりましたね。

 

そんなスマートシティについて詳しくご紹介します。

 

 

 

 

 

 

スマートシティって簡単に言うと?もうすぐ実現!

 

 

スマートシティは、新しい技術(ICT)を使った持続可能な街の事です。

 

この「ICT」って何でしょうか?

 

日本語では「情報通信技術」という意味で、デジタル化された情報がインターネットなどで人と人を繋ぐ働きをしています。

 

私たちは知らない間に「ICT」だけでなく、「IoT」という人と物を繋ぐ通信技術も使っているんですよ。

 

それはスマートフォンです。

 

スマートフォンを使って誰かとコミュニケーションを取ったり、もっとデジタル生活が進んだ人だったら家から離れた場所でエアコンなどの家電を操作したことがありますよね?

 

このICTやIoTを利用して、内閣府の発表したスマートシティ構想には3つの案が出されています。

 

 

一つ目は、市民生活の多くを保護したり支援するという事です。

 

一体何を保護・支援するのかというと、移動・物流・支払い・行政・医療や介護・教育・エネルギーや水・環境やゴミ・防犯・防災や安全といった市民生活のあらゆる場面に対してです。

 

このうちの5種類以上を保護・支援していくことを目指しています。

 

 

二つ目は、2030年頃から予定されている未来社会をできるだけ早く実現していくという事です。

 

キャッシュレス決済や、ペーパーレス、地域内だけは自動走行といった事例がわかりやすいですね。

 

 

三つ目は、住民参加型の未来社会が築けるようにネットワークをフル活用するという事です。

 

今現在実現できているものもいくつかあるので、未来社会はまだまだ先なのではなく、もうすぐやって来るというのだという実感が湧いてきます!

 

 

 

スマートシティ目指すものって?みんなが便利な街

 

 

では、スマートシティが目指すものは何でしょうか?

 

今までだって、私たちは問題なく市民生活を送れていたのですから、何も変えなくったっていいのでは?と思いますよね。

 

ところが、今日本では高齢化社会が加速していて、人口の高齢化率が高くなった為「超高齢化社会」とまで言われています。

 

その上、人口に対する単身世帯の割合が増えてきていて、大家族のような日常での異世代交流・助け合いのない「人の繋がりが昔と比べると薄くなってきている」という問題が浮上しているのです。

 

また、地方だと若い人口が都会に流出してしまって「過疎化」による地域の衰退が問題となっています。

 

持続可能な社会という面からは、地球温暖化対策に、温室効果ガスの抑制が必要と言われています。

 

温室効果ガスを減らすのにわかりやすい方法として、電力消費・排気ガスの元となる車の使用をといったエネルギー消費を抑える事が課題となっています。

 

このような今まさに問題となっている事を解決しようと、スマートシティとしての機能が役に立つときが来たのです!

 

福島県会津若松市で実現している例では、「街の見える化」で住民が効率よく乗車できるような公共バス運行プランを作ることができたり、若者が地元を離れなくても就業できるように東京近辺の企業が会津若松市の市内にサテライトオフィスやICTオフィスを開設しているんです。

 

スマートシティは街の困りごとを解決するために様々な取り組みをして、市民の生活がより便利になるように目指していくのです。

 

 

 

スマートシティで何が変わる?住みやすく!

 

 

スマートシティでは、今までと何が変わるのでしょうか?

 

現代は多様化が進んでいて、色々なバックグラウンドをもった人が暮らしていて、その上多くの企業がジャンルを越えて存在しています。

 

スマートシティなら、多様化する街の様子を個人情報とは切り離してデータにして、どのように街づくりをしたら市民が過ごしやすくなるか、効率的に街の産業が発展できるかが「見える化」できるようになります。

 

そうすると、エネルギーを効果的に利用できたり、交通量を把握できることによる渋滞解消、防犯・災害にも地域の特色に合わせて柔軟に対応できるようになります。

 

実際に渋滞解消については、大手自動車メーカーのHONDAが乗用車の交通量を10年以上前からデータ化していて、それを元に交通事故の削減や渋滞の緩和に役立てている実績があります。

 

また、富山市の取り組みでは、IoTを使って住宅街のデータを分析し、「こどもを見守る地域連携事業」に活用している事例があります。

 

見守りといえば、子どもだけでなくお年寄りに対しても応用できそうですね。

 

今まで私たちは住んでいる街の規格(都市機能)に合わせて生活をしていたのが、スマートシティでは、都市機能が市民の実情に合わせて柔軟に対応できるので、今までよりも私たちにとって暮らしやすい街に変わることができるのです。

 

 

 

まとめ

 

 

ペーパーレスやキャッシュレスだったら、少し前からあらゆる場面に採用されていてなじみがありましたね。

 

キャッシュレスは、毎日のお買い物や通販、乗り物の乗車にも便利なシステムですよね。

 

渋滞解消に役立つHONDAのデータの事は、自動車関連誌に以前から掲載されていたので、安全運転に役立つ情報として大変参考になっていました。

 

持続可能な社会を広げていくのも、ひとりひとりの心がけだけでは限界があるので、自治体単位での取り組みがあればより効果的に進めることができると思います。

 

スマートシティは、2030年頃に予定されている未来社会に向けて「すぐそこまで」実現していたのですね。