降車ボタンの歴史とは?いつ押すのがいい?アプリもあるらしい!

公共交通機関の一つでもあるワンマンバス。

 

バスには降車ボタンがあって、降りたい時にバスの乗務員(運転士)に知らせるために使用します。

 

この降車ボタン、いつ頃からあるのか知っていますか?

 

初めはボタンは押したら光るタイプではなかったようなんですよね…。

 

降車ボタンを押すタイミングはいつが良いのか、ということも調べてみました。

 

小さなお子さんがやたらと押したがる降車ボタンを、思い切り押し続ける事ができるアプリも見つけましたよ。

 

降車ボタンについて、詳しくご紹介します。

 

 

 

 

 

 

降車ボタンの歴史って?初めは光っていなかった!

かつては、乗合バスには車掌がいて乗客の運賃を受け取るなど、運転業務以外の仕事を受け持っていました。

 

ところが、人件費を抑えるために車掌を乗せない運転手だけのワンマンバスが現れます。

 

1951年の大阪市交通局から日本で一番最初のワンマンバスが登場するのです。

 

このワンマンバスには降車ボタンがついていたそうですが、押したら音が鳴るけれど現在のような「押したら光る」降車ボタンではありませんでした。

 

1957年には、このような降車ボタン(押しボタンスイッチ)の規格が決められたようです。

 

降車ボタンを押したらランプが点いて「押したら光る」日本初の点灯式降車合図装置は、1963年に東京の王子ダイカスト工業(現在の株式会社オージ)が初めて作ったそうです。

 

1970〜1990年代は、10社以上のメーカーが降車ボタンの製造を行っていたようです!

 

1973年にようやく点灯式降車ボタンの規格が決められるようになったということで、決められるまでの間は、色や形が様々な降車ボタンが登場していたという事です。

 

その後、ランプのレンズが紫色と指定され、2004年にバリアフリー法の施行があってから、規格が細かく指定されるようになり、現在では先ほどのオージ株式会社と岐阜にあるレシップ株式会社の2社だけが降車ボタンを自社で設計し製造しています。

 

 

 

降車ボタンっていつ押すのがいい?アナウンスを聞いてから?

降車ボタンをいつ押すのか?というのは、みんな気になっているようですね…。

 

降車ボタンをいつ押しますか?というネット上のアンケートを見てみると、

参考:

research-panel.jp

 

  1. 降りる一つ手前のバス停を出発した直後に押す
  2. 降りるバス停のアナウンスがあってから押す
  3. 直前になっても誰も押していなければ押す
  4. この中には選択肢がない

 

という回答があったのですが、どれが多かったでしょうか?

 

2番の降りるバス停のアナウンスの後に降車ボタンを押すと答えた人が半数以上を占めていて、多かったです。

 

乗り慣れた路線だったら押すタイミングはわかりやすいですが、初めての土地で乗ったバスならば、降りるバス停のアナウンスを聞いた後に降車ボタンを押すのが安心ですよね。

 

バス運転士の立場からだと、降りる一つ手前のバス停を出発した直後に降車ボタンを押してもらえると、停車するための準備に余裕ができて助かるという意見もあるようです。

 

ワンマンバスでは、運転士一人で常に状況の変化する道路上でダイヤを確認しながら・安全確認をしながら運転をしなくてはいけません。

 

発車時には乗客が転倒しないように気を配らなくてはいけないし、発車したら次の停車駅のアナウンスを流し、降車ボタンが押されたら停車の確認もあります。

 

停車する時にも発車時と同じく乗客の転倒する危険性が高まるので、停車するまでは席で待機するようにお願いするアナウンスも流す事があるのは、バスを利用したことがある人なら知っていますよね?

 

降車ボタンを押すタイミングは、アナウンスを聞く前でも良さそうです。

 

 

 

降車ボタンのアプリがあるの?あります!

降車ボタンは、停車してもらいたいバス停を知らせるための物ですが、なんでもない時にも押したくなってしまう事ってありませんか?

 

小さなお子さんがいるご家庭なら、降車ボタンを押すのが大好きで間違って押してしまわないかとヒヤヒヤした経験があるのではないでしょうか!

 

そんな皆さんにオススメなのは「ぼくもできる バスボタン」というアプリです。

 

どんなアプリなのかというと、好きなだけ「バスの降車ボタンを押す」事ができるというアプリです。

 

ピコピコ音のBGMが小気味よく流れる中、バスが運行している様子が画面に出てきます。

 

降車ボタンをタップするとバスは停車駅で止まってくれます。

 

降車ボタンをタップしたら「とまります」とボタンを表示しながら「ピンポーン」と鳴り、「次止まります」とアナウンスも聞こえて運転席近くの案内板も光りますよ!

 

停車するとドアの開閉がリアルな音と共に再現されます。

 

アプリを開いている間は、ずっとバスが動いているので、本当に「好きなだけ」降車ボタンを押すことができるんです。

 

降車ボタンのアプリで、実際に使用できる物も登場しているようです。

 

日本ではまだ導入されていませんが、台湾では大学院生が開発したブルートゥースを使った降車ボタンアプリを使って「自分のスマホから」降車を知らせる仕組みが試験的に行われています。

 

さまざまなアプリが開発されているので、日本でも実現できると良いですね。

 

 

 

まとめ

降車ボタンは、70年ほど前に初めてのワンマンバスと共に登場していたのですね。

 

光るボタンは、規格が指定されるまでは現在のような紫色に点灯するものだけでなく、他の色で光るものもあったようで、形も様々なので、降車ボタンファンにとってはとても興味深い事でしょう。

 

降車ボタンを押すタイミングは、アナウンスが流れた後がベストだと思われていましたが、降りる手前の駅を通過した後すぐに押してもいいという事がわかったので、バスのスムーズな乗り降りの為にも試してみようと思いました。

 

降車ボタンを使って、安全に楽しくバスを利用したいですね。