なぜウォーキングは筋肉やメンタルに効果ありすぎなのか?
なぜウォーキングは効果がありすぎなのか
それは、心と身体の健康を両面サポートしてくれるからです。
ウォーキングは、ダイエットや生活習慣病予防、ストレス発散などにとても効果的です。
日々私たちが生活する中で必要な「歩く」ことを、目的とそれに合った方法で意識しながら行うことによって劇的な効果を生み出すのです。
先ずダイエットを目的とする場合では、主に下半身、二の腕と背中、お腹に効果が表れます。
ウォーキングは有酸素運動の一つであるため、脂肪を燃焼してくれます。
腕を後ろまで引くことを意識しながら歩く正しい姿勢や、腹式呼吸を使うことによってその効果を高めることができます。
健康を目的とする場合では、血流が良くなることにより、生活習慣病の予防・健康維持ができることはもちろん、幸せホルモンと呼ばれるセロトニンが分泌されることにより、ストレス緩和も目指せます。
デスクワークが多くなりつつあるこの時代で、「運動不足だな」と感じる方は多いのではないでしょうか。運動不足がもたらすのは肥満や生活習慣病、ストレスです。
ウォーキングは子ども~大人まで手軽に始められる運動です。毎日20分からでも始められると良いでしょう。
ウォーキングの効果が実感できるまでには1ヵ月程度かかりますが、筋トレや水泳などに比べると無理なく続けられるところが魅力的です。
このようにウォーキングは、大人~子どもまで無理なく続けられ、心と身体の健康を両面サポートしてくれる大変効果的な運動です。
なぜウォーキングは筋肉にも効果的なのか
それは正しい歩き方をすれば筋肉に刺激が加わるからです。
ウォーキングは、ややきついと感じるくらいの「早歩き」と通常の速度の「ゆっくり歩き」を3分間ずつ交互に繰り返す『インターバル速歩』が基本。
このとき、早歩きをすることで普段よりも強い負荷が下半身の筋肉にかかるので、その刺激で筋肉が大きくなって筋力が上昇します。
また、歩く際に腕を振ることを意識すれば、上半身の筋肉にも刺激が加わるので、上半身の筋力もアップできるでしょう。
さらに、ただ腕を振りながら早歩きとゆっくり歩きをするのではなく、4つの正しいフォームを意識することも重要です。
- 背筋を伸ばしてまっすぐ立つ
- お腹と背中を引き寄せるように姿勢を正す
- あごを引いて少し遠くを見るように前を向く
- 肘を軽く曲げて軽く小さめに振る
この4つを実践すれば、姿勢を保つために働く抗重力筋のバランスを整えることも可能になるでしょう。
そして最後に、これらすべての筋肉に刺激を与えるためには、いつもの歩き+10cmの歩幅を心がけることが大切です。
私も晴れた日はウォーキングをしながら買い物に行くのですが、歩幅が大きくなると自然に歩くスピードが上がり、「筋肉を使ったんだな」と感じるようなじりじりとした刺激を感じます。
歩いているとどうしても通常のお散歩ペースに戻ってしまいますが、思い出すたびに「いつもの歩き+10cm」を意識できると良いですね。
なぜウォーキングはメンタルに効果的なのか
それは歩くことで脳の中に「セロトニン」という神経伝達物質が増え、心身がリラックス状態となるからです。
セロトニンは私たちの気分を大きく左右し、セロトニンが減ると不安や怒りの感情が強くなるといわれています。
たとえば、天気の良い日に歩くと「気持ちがいい」と感じますよね。
これは太陽を浴びることでセロトニンが活性化している証拠です。
また、セロトニンを活性化させるためにはリズム運動を行う必要があり、一定のリズムを重視した運動であるウォーキングはセロトニンの機能を高める上で最適な方法といえるでしょう。
さらに、体を動かすと血流が促進され、血流が良くなれば体が暖まって緊張もほぐれるので心も楽になります。
そして、歩くときは車や人の往来にも注意しなければならないので目をあちこちに動かしますが、目が動くことによって脳が自然とほぐれるのだそうです。
私はライティングの仕事をする中で行き詰まったときにウォーキングをすると気分転換になり、新たな文章を思いつくことがあります。
これは体を動かすことで心身が楽になり、目が動くことで脳がほぐれているのだと考えられますね。
最後に、ウォーキングをする上で一番大切なのは「気持ちいい」と思えること。
街路樹やあちこちの軒先にある草花などを見て自然に触れながら歩くこと、天気が悪くて気分が乗らない日には無理をしないことがオススメです。
節電はなぜ必要?ピークタイムはいつ?自分にできることはなに?
夏や冬になると特に「節電しましょう!」といった呼びかけがある時がありますね。
節電ってわかってはいるけれど、なぜ必要なのか知っていますか?
このような時期には「ピークタイム」があって、その時間帯にはあらゆる場所の電力消費が大きく上昇してしまうようです。
ピークタイムがいつなのか知っておきたいですね。
ピークタイムに、電気の使用を控える行動をどのようにしたら良いのでしょうか?
節電って、堅苦しく考えなくても普段の生活の中で少し工夫すればできるんですよ。
電源を消すだけではなく、省エネ製品を選んで使うようにするだけでも節電ができます。
節電について、詳しくご紹介します。
節電はなぜ必要?エネルギーは無限ではない!
世界的にエネルギーの需要が増えている今、今後も需要が増える可能性が高まっています。
新たに油田などが見つけられたなら可採年数が延びることもあり得ますが、延びたとしても資源の供給は限りがあるものなので、安定したエネルギーを得るためには、エネルギー消費について意識を高める必要があるのです。
エネルギーの多くは、石油などを燃焼して作られています。
燃焼することによって二酸化炭素(CO2)が排出されるのですが、このCO2が増えると地球温暖化が進行すると考えられています。
節電することによって省エネルギーとなり、安定したエネルギーを得ることや、地球温暖化を防ぐことにも大きな効果があるのです。
家庭でのエネルギー消費では、エネルギー源の中で一番多いのは電気で、その占める割合は半分を超えています。
その次は都市ガス、灯油、LPガスの順に使われているようです。
電気はエアコンなどの空調・洗濯機や冷蔵庫・照明やテレビに使用されていて、ほとんどの人がどれも欠かせないものですよね。
最近では世帯数が増えたり、家電が大型化・多様化している事も電気の使用量の増加につながっているようです。
これらの機器を動かしていない時にも、コンセントを繋いでいて生じる「待機時消費電力」があるのですが、こちらも全消費電力の5%にもなるので、これからも減らす工夫を考える余地があります。
一人ずつが、省エネルギーを考えて節電を実行すれば、大きな効果となりそうですね。
節電するべきピークタイムは?季節によって!
ピークタイムに電気料金がアップするプラン(ピークシフトプラン)が各地域の電力会社で決められていて、北海道は冬季(11〜3月)の夕方(午後4〜6時)で、他の地域は夏季(7〜9月)の昼間(午後1〜4時)がピークタイムと呼ばれるようですね。
(これらのプランは曜日によっても適用されない場合もあり、現在多様化している電力会社によっては違うプランもあると考えられますので、利用される電力会社にお問合せくださいね。)
ピークタイムではない曜日や時間に電気を使用するようにして、電気をお得に利用しましょう、というプランが存在するくらいに、これらの季節や時間帯には電力消費が集中してしまうのですね。
ピークタイムでも電気を使用せざるを得ない時はどうしたら良いのでしょうか?
そんな時はお試しください!
- 家事をピークタイムが始まる前の午前中に済ませてしまう。
- 外出する用事は、ピークタイムに行うようにする。
- ピークタイムにエアコンを使用したい時には、ピークタイムの前にエアコンを操作して設定室温にしておいてから、自動運転にする。
- 炊飯器の使用は、タイマーなどを使ってピークタイム以外に作動させる。
- ノートパソコンやタブレットをピークタイムに使用したい時には、ピークタイム以外の時間帯に充電を済ませておく。
参考:
ピークタイムに限らず、いつでも節電できる方法もいくつかありますね。
使用していない部屋の照明を消したり、冷蔵庫の設定温度を下げすぎないようにして中に食品を詰め込み過ぎない事も節電につながります。
冷蔵庫の節電に関しては、本体と壁の隙間を取り扱い説明書の通りに適度な間をとって設置することも大切なのだそうです。
テレビは機種によって違いますが、省エネモードに切り替えができるものもあるそうです。
洗濯機は、容量の8割程度の洗濯物を「できるだけまとめて」洗ってしまうと小分けにして洗濯する時よりも節電できるという事です。
小さな事から節電に取り組めそうです。
節電で自分にできることって何?まだまだたくさんある!
今までご紹介した節電方法だけではなく、その他にもまだまだ節電につながる行動はたくさんありますよ。
LED電球のように省エネ製品を選ぶと、従来の蛍光灯・白熱灯よりも消費電力を減らすことができます。
新しい電化製品は性能が上がって消費電力が抑えられている事から、電力消費の大きいエアコンや冷蔵庫など古いものから新しいものに買い換えることで、節電できますね。
部屋の断熱性能を上げることによってエアコンの効果がアップするので、窓ガラスを複層ガラスに変えるという方法もあります。
使用していない部屋の照明を消すというのは、すでにご紹介しましたが、同時に使用していない部屋のエアコンも消すことで、節電効果がアップします。
例えば、家族が個室から出て全員リビングで過ごすことにすると、照明もエアコンも一つずつ電源をオンすれば良いわけです。
350Wで二部屋同時にエアコンをつけた時と、一部屋だけエアコンをつけた時では、一部屋だけの場合で30%も節電ができるそうですよ。
大物家電ばかりではなく、日常のあらゆる電気製品で節電ができます。
掃除機(ゴミ受けが紙パックタイプ)の紙パックがゴミでいっぱいになったら、すぐに捨てて新しいものに交換するだけでも小さなことですが節電につながるんです。
日々の暮らしを振り返ってみると、省エネ製品や断熱性能の良い部屋に変えてみようかな、と思えるかもしれません。
また、家にある電気製品でも、すぐにでも取り組むことができる節電方法は見つかりましたか?
まとめ
限りあるエネルギー資源を有効に使うためにも、地球温暖化を防ぐためにも、節電が必要だということが、改めてわかりましたね。
北海道の冬季や他の地域での夏季の午後の時間帯は、「ピークタイム」と名付けられる位に電力を使用することが多くなるのですね。
ピークタイムに電力を使い過ぎないようにする工夫は、効率的な家事をこなす方法としても参考になりそうです。
たくさんの節電方法があるので、全部を実行するのは大変ですが、少しずつ自分にできることから取り組んでみようと思いました。
降車ボタンの歴史とは?いつ押すのがいい?アプリもあるらしい!
公共交通機関の一つでもあるワンマンバス。
バスには降車ボタンがあって、降りたい時にバスの乗務員(運転士)に知らせるために使用します。
この降車ボタン、いつ頃からあるのか知っていますか?
初めはボタンは押したら光るタイプではなかったようなんですよね…。
降車ボタンを押すタイミングはいつが良いのか、ということも調べてみました。
小さなお子さんがやたらと押したがる降車ボタンを、思い切り押し続ける事ができるアプリも見つけましたよ。
降車ボタンについて、詳しくご紹介します。
降車ボタンの歴史って?初めは光っていなかった!
かつては、乗合バスには車掌がいて乗客の運賃を受け取るなど、運転業務以外の仕事を受け持っていました。
ところが、人件費を抑えるために車掌を乗せない運転手だけのワンマンバスが現れます。
1951年の大阪市交通局から日本で一番最初のワンマンバスが登場するのです。
このワンマンバスには降車ボタンがついていたそうですが、押したら音が鳴るけれど現在のような「押したら光る」降車ボタンではありませんでした。
1957年には、このような降車ボタン(押しボタンスイッチ)の規格が決められたようです。
降車ボタンを押したらランプが点いて「押したら光る」日本初の点灯式降車合図装置は、1963年に東京の王子ダイカスト工業(現在の株式会社オージ)が初めて作ったそうです。
1970〜1990年代は、10社以上のメーカーが降車ボタンの製造を行っていたようです!
1973年にようやく点灯式降車ボタンの規格が決められるようになったということで、決められるまでの間は、色や形が様々な降車ボタンが登場していたという事です。
その後、ランプのレンズが紫色と指定され、2004年にバリアフリー法の施行があってから、規格が細かく指定されるようになり、現在では先ほどのオージ株式会社と岐阜にあるレシップ株式会社の2社だけが降車ボタンを自社で設計し製造しています。
降車ボタンっていつ押すのがいい?アナウンスを聞いてから?
降車ボタンをいつ押すのか?というのは、みんな気になっているようですね…。
降車ボタンをいつ押しますか?というネット上のアンケートを見てみると、
参考:
- 降りる一つ手前のバス停を出発した直後に押す
- 降りるバス停のアナウンスがあってから押す
- 直前になっても誰も押していなければ押す
- この中には選択肢がない
という回答があったのですが、どれが多かったでしょうか?
2番の降りるバス停のアナウンスの後に降車ボタンを押すと答えた人が半数以上を占めていて、多かったです。
乗り慣れた路線だったら押すタイミングはわかりやすいですが、初めての土地で乗ったバスならば、降りるバス停のアナウンスを聞いた後に降車ボタンを押すのが安心ですよね。
バス運転士の立場からだと、降りる一つ手前のバス停を出発した直後に降車ボタンを押してもらえると、停車するための準備に余裕ができて助かるという意見もあるようです。
ワンマンバスでは、運転士一人で常に状況の変化する道路上でダイヤを確認しながら・安全確認をしながら運転をしなくてはいけません。
発車時には乗客が転倒しないように気を配らなくてはいけないし、発車したら次の停車駅のアナウンスを流し、降車ボタンが押されたら停車の確認もあります。
停車する時にも発車時と同じく乗客の転倒する危険性が高まるので、停車するまでは席で待機するようにお願いするアナウンスも流す事があるのは、バスを利用したことがある人なら知っていますよね?
降車ボタンを押すタイミングは、アナウンスを聞く前でも良さそうです。
降車ボタンのアプリがあるの?あります!
降車ボタンは、停車してもらいたいバス停を知らせるための物ですが、なんでもない時にも押したくなってしまう事ってありませんか?
小さなお子さんがいるご家庭なら、降車ボタンを押すのが大好きで間違って押してしまわないかとヒヤヒヤした経験があるのではないでしょうか!
そんな皆さんにオススメなのは「ぼくもできる バスボタン」というアプリです。
どんなアプリなのかというと、好きなだけ「バスの降車ボタンを押す」事ができるというアプリです。
ピコピコ音のBGMが小気味よく流れる中、バスが運行している様子が画面に出てきます。
降車ボタンをタップするとバスは停車駅で止まってくれます。
降車ボタンをタップしたら「とまります」とボタンを表示しながら「ピンポーン」と鳴り、「次止まります」とアナウンスも聞こえて運転席近くの案内板も光りますよ!
停車するとドアの開閉がリアルな音と共に再現されます。
アプリを開いている間は、ずっとバスが動いているので、本当に「好きなだけ」降車ボタンを押すことができるんです。
降車ボタンのアプリで、実際に使用できる物も登場しているようです。
日本ではまだ導入されていませんが、台湾では大学院生が開発したブルートゥースを使った降車ボタンアプリを使って「自分のスマホから」降車を知らせる仕組みが試験的に行われています。
さまざまなアプリが開発されているので、日本でも実現できると良いですね。
まとめ
降車ボタンは、70年ほど前に初めてのワンマンバスと共に登場していたのですね。
光るボタンは、規格が指定されるまでは現在のような紫色に点灯するものだけでなく、他の色で光るものもあったようで、形も様々なので、降車ボタンファンにとってはとても興味深い事でしょう。
降車ボタンを押すタイミングは、アナウンスが流れた後がベストだと思われていましたが、降りる手前の駅を通過した後すぐに押してもいいという事がわかったので、バスのスムーズな乗り降りの為にも試してみようと思いました。
降車ボタンを使って、安全に楽しくバスを利用したいですね。
保冷剤凍る時間はどれくらい?脇に挟むと涼しい?経年劣化ある?
保冷剤には様々なタイプがあって、お弁当を保冷するような小さなものから、スーパーで購入したりバーベキューに持っていく食材のためのハードタイプのもの、アイスクリームを溶けずにキープさせることができる強力タイプのものなどがあります。
まずは、保冷剤を凍らせるのですが、大きさや性能によって凍る時間が異なります。
保冷剤は凍ると食材をひんやり長持ちさせることができますが、その冷たさで人の体温上昇を防ぐこともできますよね。
身体のどの場所を冷やすと効果的なのかお知らせします。
また、繰り返し使用することで保冷剤は経年劣化してしまうようなので、見極めるポイントも知りたいですね。
保冷剤について、ご紹介します。
保冷剤が凍る時間はどのくらい?大きさによって違う!
ひと口に保冷剤と言っても、惣菜などを購入した時についてくるような小さなものから、クーラーボックスに入れて氷点下の温度を保つ位の強力なものまでさまざまな種類の保冷剤がありますね。
小さな保冷剤だったら、大体1〜2時間で凍ります。
固い容器に包まれているものでも袋状タイプでも、200〜500グラム程度の保冷剤で、保冷バッグやクーラーボックスに入れるタイプの保冷剤ならば5〜6時間で凍らすことができます。
最近多く見かける、氷点下まで温度を保つことができるタイプの強力な保冷剤になると、そのもののサイズも大きいし、凍るまでにマイナス20度の冷凍庫内で1〜2日(24〜48時間)もかかってしまうようです。
強力な保冷剤は、凍るまでにとっても時間がかかってしまうのですが、氷点下の温度に保つという性能を持っているので、アイスクリームなど溶けては困る食材などを運ぶ時にとても役に立ちます。
ちょっとした食材などを短時間だけ持ち運ぶなどの用途の場合は、小さな保冷剤で充分役割を果たすことができるので、保冷剤の凍る時間と使い道を使い分けると良さそうです。
保冷剤を少しでも早く凍らせたいのだけど…という時には、アルミホイルやステンレスのトレーを使ってみてください。
保冷剤をアルミホイルで包んで凍らせたり、ステンレス製のトレーの上に保冷剤を乗せて、その上にさらにステンレス製のトレーを乗せてはさんでから凍らせます。
アルミホイルやステンレスは金属でできていて熱伝導率が高いので、早く凍らせることができるので、お試しください。
保冷剤は脇に挟むといい?他の場所でも効果はある!
保冷剤を脇に挟むと、体の温度を下げることができるので暑さ対策として取り上げられています。
脇以外にも、首や足の付け根など太い血管が通っているために血流の大きなところを冷やすのが効果的なのだそうです。
暑さを感じている時だけではなく、発熱や熱中症の時にも効果的ですよ。
保冷剤は直接肌に触れるとヒヤッと気持ちが良いですが低温なので凍傷になる恐れがあり、保冷剤をガーゼやタオルで包んでから肌に当てるのをオススメします。
保冷剤のサイズも小さいもので充分なので、お家にいくつか小さな保冷剤を常備しておくと安心ですね。
また、冷やしたいからといって長時間保冷剤を同じところに当て続けないように注意が必要です。
他にも、手首・ひじの内側・ひざの内側・こめかみなど血管と皮膚が近い場所も体の温度を下げるには効果的な所なので、タオルなどで包んだ保冷剤で冷やしてみると良いでしょう。
暑い時には保冷剤で涼しく乗り切りたいですね!
保冷剤って経年劣化するの?古いものの目安は?
溶けては凍らせる保冷剤は、繰り返し使用すると性能が落ちていきます。
あまり冷えなくなったり、保冷剤の容器そのものが破損して中の液体状のものが漏れてしまったり…こんな保冷剤は処分しなくてはいけません。
では、見た目ではよくわからない保冷剤をどうやって判断したら良いのでしょうか?
ハードタイプの場合は、溶けてしまった状態の保冷剤の容器を振ってみて中の液体の粘度が落ちているようなら、劣化しているサインです。
ソフトタイプの場合は、一度溶けて柔らかくなった状態の時に平らに形を整えてから凍らせてみてください。
凍った時にこのソフトタイプの保冷剤がデコボコになった場合は、劣化しているサインです。
これは中身のゲル剤が古くなってしまったから、このような形に凍るのだそうですよ。
ソフトタイプの場合は可燃ごみとして出せるケースが多いようですが、ハードタイプの場合は、中身の液体を出して外側の容器とは分別して捨てなければいけないこともあるようです。
劣化した保冷剤はお住まいの自治体が定めた方法でゴミとして処分してくださいね。
まとめ
保冷剤は、食材を冷やすために様々なタイプがあるのですね。
それによって、凍る時間も違うということがわかりました。
アルミホイルや、ステンレストレーを使って、保冷剤を少しでも早く凍らせるという方法もわかりましたね!
冷やす目的といえば、人の身体もひんやりとさせて体温を調節することもできるので、脇に挟んだり、他の効果的な場所を選んで使ってみたいです。
保冷剤の経年劣化も、あまり気にしていませんでしたが、これを機会に冷凍庫の中の保冷剤の劣化チェックをしてみませんか?
梅雨は例年いつから?疲れが取れない?だるい時の食べ物はどうする?
夏が始まる前に、うっとおしい雨の日が続く梅雨。
農作物や水など、私たちの生活に欠かせないもののためには必要な雨なのですが、毎日シトシトジメジメと続く雨の日には、太陽が降り注ぐ晴れの日が恋しいですね。
そんな梅雨は例年いつから始まっているのでしょうか?
また、梅雨時期に「疲れが取れない」と感じる人もいるようで、気になりますね。
だるい時でも美味しい食べ物があると、助かりますね。
一体どんな食べ物が良いのでしょうか?
梅雨について、詳しくご紹介します。
梅雨って例年いつから?6月から?
梅雨は、いつから始まるのでしょうか?
気象庁が日本各地の1951年から2021年の梅雨入りと梅雨明けの日と、梅雨明けと梅雨の時期の降水量の平年比をまとめていますが、梅雨入りや梅雨明けの明らかにならない年も含めて70年ものデータがあります。
毎年やってくる梅雨の時期をこうやって眺めていると、大体6月の間に梅雨入りしていることが多いのですが、5月から始まって7月下旬に梅雨明けする期間が長い年もあって、一定していません。
このデータの中には、関東甲信地方の平年の梅雨入りも書かれています。
平年とは、今まで(ここでは2020年まで)の30年間の平均で、関東甲信地方の梅雨入りの平年は6月7日です。
やはり平均してみると6月の始めごろが梅雨入りのようですね。
他の地方の平年を調べてみると、沖縄では5月10日ごろ、九州北部では6月4日ごろ、近畿・東海では6月6日ごろ、北陸では6月11日ごろ、東北北部では6月15日ごろとなり、沖縄以外では6月の中旬までに梅雨入りすることが多いようです。
梅雨明けの平年は、関東甲信で7月19日ごろで、沖縄が6月21日ごろ、他の地方では7月15日ごろ〜7月28日ごろとなっています。
梅雨入り梅雨明けが早い沖縄以外では、平年は大体6月に梅雨入りして7月中旬以降に梅雨明けするようですね。
梅雨は疲れが取れないの?これを梅雨ダルと呼ぶ!
梅雨時期の体調不良のことを「梅雨ダル」と呼ぶようですね。
「ダル(体がだるい)」という状態はどうして起こってしまうのでしょうか?
梅雨では、低気圧に覆われるので、それに伴って人間の身体の中では副交感神経が優位になります。
副交感神経は、身体をゆったりおやすみモードにさせる働きがあるために、だるさを感じてしまうようです。
「湿邪」といって体内の水分がうまく体外に排出されにくいためにだるくなったり、消化器に不調が出てしまうこともあります。
その他にも、低気圧の影響で体内でヒスタミンという痛みの元の分泌が多くなって、肩こりなど不快な症状が増えることもあります。
5月のような爽やかな快晴の日が少なくなる梅雨では、日当たりが少なくなることや湿度が高くなることによって不快な気分になってしまい、体調だけでなく心理的にもイライラしたり不眠になるなどの影響も出てきます。
天気模様はどうすることもできないので、梅雨ダル対策には毎日の生活習慣を整えると良いそうですよ。
自律神経のバランスを整えるために、充分な睡眠を取る(6時間以上)、朝食をしっかり取るなど食事の時間をとる、日中は活動的に過ごし夜はぬるめのお風呂に浸かってリラックスする、などがオススメです。
梅雨でだるい時の食べ物って?手に入る食材で!
「梅雨ダル」が起こりやすい梅雨の時期、どんな食べ物が身体を整えてくれるのでしょうか?
- 汗を出してくれる(唐辛子・しそ・生姜・ねぎなど)
- 利尿作用(パセリ・冬瓜・小豆・黒豆・ハトムギなど)
- 胃腸の働きを高める(米・じゃがいも・キャベツ・たら・いわし・鶏肉・牛肉など)
- 熱と湿気を取り除く(納豆・豆腐・きゅうり・セロリ・そばなど)
どれも特別な食材ではなく、スーパーに出回って手軽に手に入る食材でお家ごはんを作ることや、外食でも身体を元気にすることができそうですね。
他にも、梅干しが良いということです。
梅干しには、疲れが取れると言われているクエン酸が含まれていて、全身の血流を良くしたりミネラルの吸収を促すなどの効果があります。
また、食中毒が起こりやすい季節には頼もしい殺菌作用もありますよ。
そのままを、ご飯と一緒に食べるのも良いですし、和え物やサラダのドレッシングとして・煮物に入れたりと、さまざまなお料理に使うことができます。
梅干しもお家ごはんだけでなく、市販品を利用したり、外食で選ぶことで気軽に梅雨でだるい時にも美味しく身体を整えることができます。
まとめ
梅雨は、異常気象などが心配されてはいますが、日本のほとんどの場所では例年6月から始まっているということを改めて確認できました。
また、梅雨の時期にはいつもだるいなぁと思っていた人も、「梅雨ダル」の原因が良く分かりましたよね?
いくつかの生活習慣を変えることによって自律神経を整えて、梅雨ダルを防ぐことができるということなので、今一度自身の生活習慣を見直してみるという事も大切かもしれません。
だるい時の食べ物は、特別に考えなくてもオススメ食材の中から「その時に食べたいもの」を選んだら良さそうなので、今からでも始められそうです。
自分でできることで梅雨ダル対策をして、元気な毎日を過ごしたいですね。