温帯低気圧はどこで発生する?雨降る?寒いって本当?

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天気予報で明日の天気が気になる時に天気図で「高気圧・低気圧」をチェックすることがあります。

 

この、低気圧には温帯低気圧・熱帯低気圧・寒冷低気圧と3種類があるんですよね。

 

私はそんなに種類があるなんて知りませんでした!

 

特に、低気圧といえば温帯低気圧であることが多いそうですよ。

 

温帯低気圧は、一体どこでできるのでしょうか。

 

やっぱり低気圧と言うだけあって、温帯低気圧は雨が降るのでしょうか?

 

またこの低気圧の影響で気温が上がったり下がったり変化してしまうなんてことはあるのでしょうか。

 

温帯低気圧について詳しくご紹介します。

 

 

 

 

 

 

温帯低気圧はどこで発生する?温帯地域で!

低気圧にはいくつか種類があって、温帯低気圧・熱帯低気圧・寒冷低気圧がありますが、温帯低気圧が一番ポピュラーな存在です。

 

熱帯低気圧は、発達すると台風になります。

 

単に低気圧と呼んだ場合は、温帯低気圧のことと考えて良いです。

 

温帯低気圧が発生する場所は、その名の通り温帯地域です。

 

温帯とは、気温で言うと一番寒い月の平均気温が−3℃から18℃で、一番暖かい月の平均気温が10℃以上あります。

 

さらに1年を通した平均降水量が乾燥限界(木が育つ降水量の基準)以上ある気候を温帯と呼びます。

 

ちょうど私たちが今いる日本も温帯ですね。

 

赤道辺りの暖気と北極・南極の寒気が温帯地域でぶつかって、暖気は上へ寒気は下へ向かうそれぞれの位置エネルギーから生まれたものが、温帯低気圧なのです。

 

日本付近での温帯低気圧は、南東に温暖前線・南西に寒冷前線が存在しています。

 

温暖前線では温かい空気が寒気の上をどんどん上に上がっていき、寒冷前線では冷たい空気が暖気の下に潜っていって暖気を上に上げようと空気が常に動いています。

 

この空気の流れによってできた上昇気流が、雲を次々と作ってそのために前線の近くも天気が変化していきます。

 

名前は似ていますが、熱帯低気圧には温かい空気だけでできているので、温度差のある空気がぶつかり合うような前線が無いという違いがあります。

 

 

 

温帯低気圧って雨降るの?前線をチェック!

温帯低気圧の影響で天気が変わって雨が降るというのはどういったことなのでしょうか。

 

この温帯低気圧は中心に向かって左周りに風がグルグル回っていて、西から東へ移動します。

 

天気が西から先に変化するのは、このような気圧の動きが関係しているのですね。

 

温帯低気圧では、真ん中近くでは温度差のある空気が出会うことによって、冷たい空気は温かい空気の下に潜り込み、温かい空気は冷たい空気に押し上げられて上昇気流ができて雲が増えやすく、そのために天気が変わって雨も降りやすいです。

 

温かい空気が上に行きやすくて、冷たい空気が下に行きやすいというのは、部屋でエアコンを点けていたら、天井付近だけ温まって足元が寒いな、と感じた経験を思い出してもらえばわかると思います。

 

温帯低気圧の前線の近くでは、暖気と寒気がぶつかっていて温かい空気が上に上がった時に空気の中の水蒸気が冷えるので、冷えた水蒸気が水滴になって雨となります。

 

温暖前線が通ると広い地域で弱い雨が長い時間降るという特徴があります。

 

一方で、寒冷前線が通ると、狭い地域で強い雨が短い時間降ります。

 

前線の名前だけでなく、雨の降り方も違うのです。

 

前線のタイプ(温暖・寒冷)によって、雨の降り方の違いがあることが理解できたら、天気予報で前線の動きをチェックし、今後どのような雨が降ってくるのかがわかりますね。

 

 

 

温帯低気圧って寒いの?寒冷前線の通過で!

温帯低気圧で「寒い」と感じるのには、温帯低気圧に存在する前線の影響が考えられます。

 

前線とは、気温差のある空気がぶつかり合う温暖前線と寒冷前線で、ここで注目したいのは寒冷前線です。

 

寒冷前線は、狭い地域で強い雨が短い時間降るという特性をご紹介しました。

 

寒冷前線では、冷たい空気が入り込むことによって寒冷前線が通った後は気温が下がります。

 

気温だけでなく風向きにも変化が見られて、寒冷前線が通った後は風向きが北寄りになるのです。

 

つまり、温帯低気圧にある寒冷前線が通ったら、「寒く」なるのは本当です!

 

一方で温暖前線は、通った後に温かい空気が入り込むので気温が上がり、風向きは南寄りに変わります。

 

温暖前線が通ったら、「暖かく」なるんです。

 

低気圧のイメージだと、雨が降って寒くなるとばかり思いこんでいたので、前線に注目してこれからは間違えないようにしたいです。

 

温帯低気圧に含まれる、これから通過する前線の動きをチェックすることによって、雨の降り方や気温、風向きなどこれからの天気の全てを自分でも予想することができるのですね。

 

 

 

まとめ

温帯低気圧は、その名の通り私たちが住んでいる日本のある場所、温帯で発生するということが改めてわかりました。

 

温度差のある空気が出会ってできる温帯低気圧には前線があって、前線のタイプによって雨模様が違ったり、気温に変化に違いがあるということも知ることができました。

 

低気圧だから必ず寒くなるのではない、ということも覚えておきたいですね。

 

天気予報の精度が上がったので、「晴れか曇りか雨か?」といったひと目見てわかる天気を気にするだけで満足していましたが、このように前線の特徴を知ったので、天気図もチェックしてみようと思いました。

 

天気予報と合わせて天気図を眺めるのも楽しみになってきました!