旅客船の分類とは?フェリーとの違いやスピードもご紹介!

旅客を乗せて移動する船、旅客船(りょかくせん)は、鉄道や飛行機のように私たちを快適に目的地に運んでくれる乗り物ですね。

 

この旅客船にはいくつかのタイプがあって、分類されているのを知っていますか?

 

また、よく聞く「フェリー」と「旅客船」には利用する時に知っておきたい違いや共通点があるので、見てもらいたいです。

 

旅客船のスピードは、「ノット」という鉄道や飛行機とは違う単位でも表すことができるのですが、これは一体どんな単位なのでしょうか?

 

旅客船について詳しくご紹介します。

 

 

 

 

 

 

 

旅客船の分類は?滞在時間などによって変わる!

ひと口に旅客輸送と言っても、旅客船にはさまざまな種類があるので、どのような分類があるのか見ていきましょう。

 

  • 高速船:速く旅客を送り届ける事ができる。船型タイプ以外に、水中翼船・ホバークラフトタイプなどがある。
  • クルーズ客船:「船のホテル」のように宿泊する事ができ、高級感ある設備やおもてなしだけでなく、医師や看護師も常駐して長期の滞在が可能。
  • レストラン船:船上で食事ができて、数時間の航海をする事ができる。
  • 遊覧船:海や湖の周辺を周って1時間位の航海ができる。

 

船の航行速度や、滞在時間、食事の提供などによって分類されていました。

 

高速船は、速く目的地に到着できるというメリットがありますが、乗船券を購入した上で特急鉄道に乗車する時のように急行料金や特急料金などを追加して払わなければならない場合もあります。

 

クルーズ客船には、街中のような設備(しかも豪華な!)、お医者さんや看護師さんが付いてくれているので、そこで安心して生活できるようになっていて、このタイプの船はとても高額の旅費がかかるにもかかわらず人気があるという理由がわかったような気がしますね。

 

レストラン船は、クルーズ船ほど豪華ではないかもしれませんが、船での食事は日常を離れて特別な雰囲気があってステキです。

 

遊覧船は、これらの分類の中では航行時間が短いということがわかりました。

 

海の旅客船では他にも、国内のみの場合は「内航客船」、外国へ向かう船は「外航客船」と区別されています。

 

 

 

旅客船とフェリーの違いって何?ここが違う!

何気なく耳にする「旅客船とフェリー」。

 

この二つのタイプの船の違いって、どんなところだと思いますか?

 

どちらも人が乗っていますよね…。

 

旅客船は、「旅客輸送だけを行う船」のことを指します。

 

また、フェリーは、「定期的に人や乗り物を運ぶ船」のことを指します。

 

簡単に言うと、旅客船は人だけ・フェリーは人と乗り物を運んでいるという違いがあります。

 

旅客船の場合は、船に乗る前と降りた後の移動手段は、港の周りの交通機関などに影響されますが、フェリーの場合は、例えば港まで自動車で移動してそのまま車も乗船し、到着した先の港からは、一緒に運ばれた自動車で出かける事ができるのです。

 

移動の自由度を優先したい時には、フェリーを利用するという選択肢があるのですね。

 

フェリーで乗船中は、車は船内の所定の位置に駐車し、客室や船内の施設を利用できるので、船内での過ごし方は旅客船でもフェリーでも、大きな違いはありません。

 

フェリーには、他に「カーフェリー」という船もあって、こちらは商品として販売される車を運ぶための船なので、ここで比較した「旅客船とフェリー」とは違い、人よりも物(車)を載せる役割をしています。

 

 

 

旅客船のスピードは?ノットという単位を使う!

車や鉄道は「(時速)何キロ」、飛行機は「(時速)何マイル」と表示されているのを目にすることがあると思います。

 

では、旅客船など船はどうでしょうか?

 

船は「(船速)何ノット」という単位を使います。

 

「ノット」は、英語で”knot”(結び目、という意味)と記します。

 

なぜ「結び目」という意味の言葉を単位として使うのかというと、速度計が使われる以前の時代に「ハンドログ(手用測定儀)」という道具を使って船の速度を測っていたことから由来します。

 

28秒(または14秒)砂時計の砂が落ちる間にロープの等間隔の結び目(ノット)がいくつ繰り出されたか、というものです。

 

そこでロープの結び目(ノット)が目印になった事から、船の速度の単位にはノットが使われるようになったのです。

 

1ノットは、1時間に1海里航行する速さを表しています。

 

一海里は1852メートルなので、1ノットは1852メートル/毎時の速さを表します。

 

高速船だと、船速22ノット以上と定められているので、時速約40キロメートル以上もの速さになります。

 

現在のクルーズ客船の速度は、15〜20ノット(時速約28〜37キロメートル)で運行されているようなので、高速船と比べると緩やかに感じますが、遠くから見ると動いていないように見える船も、ちゃんと前に進んでいるのですね。

 

 

 

まとめ

船に乗るって、他の乗り物とは違う特別な感じがしますね。

 

旅客船には、いくつものタイプの船があるという事がわかりました。

 

簡単にレストラン船やクルーズ客船と言っても、軽い観光用もあれば、乗るには料金が高額になってしまう超豪華な船もあり、利用することを憧れる人は大勢いることでしょう。

 

旅客船とフェリーの違いを知ることで、利用する時にぴったりな方を選ぶことができそうですね。

 

船のスピードは、他の乗り物の速度の単位と違うということがわかったので、数字に惑わされずに正しく理解しようと思いました。

冷凍マグロの保存方法は?戻し方も!凍ったままでもOK?

みなさんはマグロが好きですか?

 

マグロは冷凍マグロも数多く出回っているようですね。

 

マグロは生だとすぐに傷んでしまうから、冷凍庫で日持ちして計画的に冷凍マグロをゲットして賢く利用したいものです。

 

ところが冷凍していても、鮮度が落ちやすいという冷凍マグロ…どのように保存したら良いのでしょうか。

 

また、戻し方も、単に冷凍庫から出しただけでは上手に解凍できないようなので知りたいですね。

 

冷凍マグロならではの調理方法で、凍ったままの冷凍マグロを美味しく変身させることもできるようですよ。

 

冷凍マグロについて、詳しくご紹介します。

 

 

 

 

 

 

冷凍マグロの保存方法とは?速やかに冷凍庫で保存!

冷凍マグロが手に入ったら、どうやって保存すると良いのでしょうか?

 

冷凍マグロの保存は、その日のうちに食べる予定がなければ、できるだけ早く冷凍庫で保存する事が大切です。

 

冷凍庫で保存してさえいれば、冷凍マグロの鮮度は保持されて問題なさそうに思えますが、ちょっと違うようです。

 

注意してもらいたいのは、マグロそのものが冷凍保存をしていたとしても鮮度が落ちやすい食べ物で、商品としての冷凍マグロはマイナス50℃以下で管理しています。

 

お店の業務用の冷凍庫よりも温度設定が高めの普通の家庭の冷凍庫(マイナス15〜20℃)に入れたら、どうしても品質が落ちていってしまう恐れがあります。

 

冷凍庫を過信せずに、冷凍マグロを入手してから大体3日以内に食べる事をオススメします。

 

冷凍マグロの美味しさは、長く保つのが難しく見た目も色が黒くなりやすいので、空気に触れる時間を短くするためにもなるべく食べる直前に切り分けると良いでしょう。

 

切り分けた冷凍マグロは、乾燥防止のためラップをかけて冷蔵庫で保存します。

 

冷蔵庫から再び出して、冷凍マグロを食べる時に余ってしまったら、醤油漬けにしたり煮付け・竜田揚げなど一手間かけて火を通すことで、味に変化をつけて無駄なく食べることができますよ。

 

 

 

冷凍マグロの戻し方はどんなもの?塩と温水で!

冷凍マグロはカチコチに凍っていては、生のマグロのように食べる事ができないので、解凍すると良いのですが、どんな方法があるのでしょうか。

 

解凍するからといって、冷凍庫から出してそのままでは、確かに溶けますがマグロの旨味も含まれた水分が溶け出してしまって美味しくなりません。

 

ここでは、失敗が少ない塩の入った温水で冷凍マグロを戻す方法をご紹介します。

 

温水だけではなく塩を入れた塩温水を使うと、旨味が外に逃げ出してしまうのを防いでくれるそうです。

 

  1. まず、40〜50℃(お風呂よりも少し熱く感じる温度)のお湯1リットルに塩を30グラム入れます。
  2. ここに凍ったままの冷凍マグロのサクを2〜3分くらい入れて洗います。
  3. するとサクの表面が少し解凍した状態になるので、ここで清潔なフキンなどで水分をふき取ります。
  4. このサクを皿にのせてラップをかけてから3〜4時間冷蔵庫に入れておきます。
  5. サクを切り分けて、その日のうちに食べましょう!

 

その日のうちに食べた方が良いのは、冷凍マグロの脂が酸化しやすく劣化してしまうと美味しさが損なわれてしまうためです。

 

解凍するときは、欲張ってたくさん戻すのではなく、その日に必要な量を丁寧に解凍するのが良さそうですね。

 

 

 

冷凍マグロは凍ったままで?美味しい食べ方もある!

冷凍マグロを凍ったままの状態で調理しても、美味しい食べ方があるようです。

 

凍ったままの冷凍マグロのサクをトースターで片面ずつ軽く焼いて、食べたい大きさに切り分け、「マグロ漬け」の漬け汁につけて寿司飯にのせるだけで「マグロの炙り漬け丼」ができます。

 

お好みでわさびやのり、ねぎなどをトッピングしてくださいね!

 

表面は炙ったかのように焼き跡がついて、中は刺身の食感そのままに、手軽にご馳走を作ることができます。

 

他には、凍ったままではありませんが、先ほどご紹介した解凍方法で塩温水で洗ってから冷蔵庫に入れたばかりの半解凍の状態でも美味しい食べ方があるんです。

 

半解凍の冷凍マグロをかたまりのまま、フライパンで火を通して「レアソテー」を作る事ができます。

 

また、半解凍の冷凍マグロのかたまりにフライの衣(小麦粉・卵・パン粉)をつけて、サッと油で揚げたら「レアカツ」を作る事ができます。

 

どちらも、調理してからお好みの厚さに切り分けてソースなどお好みの調味料を付けてお楽しみくださいね。

 

冷凍マグロは、もともと生でお刺身として食べる食材なので、生肉のように火の通りを心配しすぎずにサッと火を通してレアで食べる事ができるのも魅力です。

 

 

 

まとめ

冷凍マグロは、冷凍庫に入っていても長持ちする食材ではなく、更に業務用の冷凍庫から出て家庭用の冷凍庫に入ってしまうと鮮度が落ちていってしまうということがわかりましたね。

 

少し手間がかかって面倒なのですが、冷凍マグロを食べる量だけ丁寧に戻すことで、生のマグロのように美味しく食べる事ができるようです。

 

また、凍ったままでも上手に調理すると、ちょっとしたご馳走が作ることができるので、今度冷凍マグロを手に入れた時には試してみたいです。

 

冷凍マグロの特徴を知って、美味しく食べたいですね!

湖池屋のロゴ変遷は?代表商品は何?防災ポテチがある?

お菓子メーカーとして知られている湖池屋。

 

湖池屋のロゴは、以前と今現在では変遷していて違うんですよ!

 

以前のロゴはどんな形か覚えていますか?

 

また湖池屋の代表商品はいくつかあるのですが、どんなものなのでしょうか。

 

ポテトチップスが有名ですが、「あの商品」もCMが毎回面白いので、代表商品と言えるかもしれません。

 

湖池屋は、他の菓子メーカーも販売している防災商品を販売していたようですよ。

 

それは…防災ポテチです。

 

一体どんな商品なのでしょうか?

 

湖池屋について詳しくご紹介します。

 

 

 

 

 

 

湖池屋のロゴ変遷って?新しいロゴに込められた意味も!

湖池屋のロゴマークが変わっていたのは知っていますか?

 

気がつけば、変わっていたかもしれない?と思った人もいるかもしれません。

 

以前は赤色の楕円に囲まれて「コイケヤ」と、カタカナの白文字が書かれたロゴマークでした。

 

50年以上ポテトチップスを製造してきた湖池屋は、2016年に「もう一度、原点の情熱を取り戻す」という思いを込めて、新しいロゴマークに変えると発表しました。

 

会社組織の再編に伴って「新しい湖池屋」として初めは新製品のパッケージに新しいロゴマークを載せたそうです。

 

ちょうどその頃、湖池屋では以前とはパッケージの違った高級感があっておしゃれな新製品が登場していましたね!

 

新しいロゴは、黒字で社名「湖池屋」の「湖」が六角形に囲まれていて、その下にアルファベットで「koikeya」と表記されています。

 

このロゴマークの六角形には意味があって、以前から大切にしている3つの「親しみ」「安心」「楽しさ」に、「本格」「健康」「社会貢献」の3つの加えて6つの『コアバリュー(中核となる価値観)』を示しているそうですよ。

 

今では、この六角形のロゴマークがほとんど全ての湖池屋の商品パッケージに載っています。

 

以前からの商品も親しみがありますが、ロゴマークが変わった頃からの商品も今ではみんなに親しまれていますね!

 

 

 

湖池屋の代表商品はポテトチップス?スコーン?

湖池屋の代表商品といえば、ポテトチップスと言えるのではないでしょうか?

 

湖池屋のホームページ内の商品情報でも、一番はじめに紹介しているのは、ポテトチップスです。

 

ひと口にポテトチップスと言っても、種類は豊富で、18商品が並んでいる中で「プライドポテト」など10商品(8商品+通常サイズとパッケージの形が違う2商品)もあります。

 

定番のシンプルな塩・のりしお・コンソメ味もあり、じゃがいもの味わいを大切にした商品もあります。

 

一方で濃厚な味付けの商品や、少し刺激的な香辛料や調味料をきかせた味の商品も、みなさんに知られていますね。

 

種類は少ないですが、オマール海老やトリュフといった高級食材を使用したフレーバーもあるようです。

 

新しいロゴマークに変わった頃に発売された、少し価格の高いポテトチップスも、同じ塩でもこだわりをもった商品や、日本にしかない調味料を贅沢に使った商品などがあり、どれもとても魅力的です。

 

湖池屋にポテトチップス以外にどんな商品があるのかというと、まず挙げられるのは、「スコーン」です。

 

スコーンは、カリッとしたコーンでできたスナックですよね。

 

いつもインパクトのあるCMを目にするので、「湖池屋の代表商品はスコーン!」と考える人も多いと思われます。

 

湖池屋のポテトチップス以外のスナック菓子はスコーンを合わせて6種類あり、どれも商品名が面白いのでファンも多いことでしょう。

 

その他にも健康を考えた商品があって、乳酸菌を使用した機能性表示食品など2種類があります。

 

いつまでも元気に美味しいスナック菓子を食べることができるように考えられた商品なのですね。

 

 

 

湖池屋には防災ポテチがある?人気だったから完売!

2021年に、湖池屋は災害など非常時の備えにローリングストックとして使ってもらおうと、板橋区と東京家政大学と連携・協力した限定ラベル商品「湖池屋ポテトチップスのり塩」が、「災害食大賞©2021」の「地域貢献賞」を受賞しました。

 

また、災害時にも食べる事のできる5年保存可能なポテトチップス缶「KOIKEYA LONG LIFE SNACK」を一部店舗で限定販売したそうです。

 

お菓子メーカーが各社で人気商品を災害時用に缶詰にして販売しているので、きっとこんな缶詰が欲しいというニーズもあったのでしょうね。

 

どんなポテトチップスが入っているのかというと、いつもみなさんが目にしている「プライドポテト(神のり塩)」「じゃがいも心地(オホーツクの塩と岩塩)」「カラムーチョ(ホットチリ味)」の3種類です。

 

袋入りとちょっと違うのは、チップスの形がじゃがいもの断面の丸ではなくひと口にカットされているという点のようですよ。

 

これはちょっと手に入れたくなってしまいますね〜。

 

その後湖池屋オンラインショップでも販売されたようですが、なにしろ人気商品の缶詰ということで完売してしまい現在は取り扱いがないようです。

 

再び販売される事があれば、きっと人気商品という事でニュースになるでしょうね。

 

 

 

まとめ

湖池屋のロゴの変遷について知ることができました。

 

新しいロゴには、さまざまな意味が込められているのですね。

 

代表商品に関しては、ポテトチップスも、「スコーン」も、どちらにしても美味しさや味のこだわりがあって、一つには決められない魅力があります。

 

湖池屋のそれぞれの商品には新しいロゴに込められた意味のように、「親しみ」だけではなく「本格」や「健康」「社会貢献」なども考えられていますね。

 

美味しいだけではない湖池屋の商品をこれからも楽しみたいです。

わさびのルーツは?できるまでとなぜ辛いかを解説!

刺身には、わさびですよね〜!

 

美味しいと感じる人もいる一方で、あの「ツーン」とする辛みが苦手だから、刺身は好きだけどわさびは敬遠する人もいるかもしれません…。

 

わさびのルーツは一体どんなものなのでしょうか?

 

また、私たちの食卓にやってくるまでにどうやってできるのか、できるまでも知りたいですね。

 

「ツーン」とする正体についてもお知らせしたいです。

 

わさびについて、詳しくご紹介します。

 

 

 

 

 

 

わさびのルーツは?日本原産!

わさびは、日本原産の香辛薬草で山の水のキレイな場所に生えていたので、かなり昔から日本では使われていたようです。

 

初めにわさびを見つけた人は、これが香り高い植物だとすぐにわかったのでしょうか?

 

飛鳥時代(592〜710年)奈良県飛鳥村から出土した木簡に、「委佐俾三升(わさびさんしょう)」という文字が記されていて、これが「わさび」と書かれている日本最古の木簡と言われています。

 

奈良時代(710〜794年)には薬用として使われていたようです。

 

初めから食用として使われていた訳ではなく、室町時代(1336〜1568年)には現在のように薬味として使用されていた事がわかっています。

 

わさびの学名は​​”Euterima Japonicum”で、「日本のわさび属」という意味が含まれています。

 

和名は、山奥に生えていて、葉が銭葵の形に似ているので「山葵」と記されるようになり、「和佐比」という名もつきました。

 

わさびが栽培されるようになったのは、江戸時代の慶長年間(1596〜1615年)で、徳川家康にわさびを献上するとその味を気に入った事がきっかけでした。

 

わさびの葉が徳川家の葵の家紋と似ているという事から、わさびを門外不出にしてしまったというエピソードもあります。

 

この時期に今の静岡市にある有東木(うとうぎ)でこの地域に自然に生えていたわさびを移してわさびの栽培が始まったと言われています。

 

 

 

わさびができるまでって?いくつかの方法がある!

わさびは、山奥の冷たいキレイな水のある場所で自生してきた植物なので、人工的に栽培するとなるとそのような環境を整えなければなりません。

 

わさび(本わさび)には水わさびと畑わさびでの栽培方法があります。

 

水わさびはわさび田を作って、そこに湧き水を引いてきて栽培する「平地式」という方法や、「渓流式」「地沢式」「畳石式」など、合わせて4つの方法があります。

 

これらの水わさびには、キレイな9〜16℃の冷たい水が大量に必要で、砂地のような水をよく通す場所が必要だったり、強い日光を避けなくてはいけないので寒冷紗という布でわさび田に日陰を作ったりと、生産者の手のかけ方はとても細やかなものです。

 

一方で畑わさびは品質では水わさびに劣るのですが、温度と湿度の管理をきっちりとすればどこでも栽培できるというメリットがあり、ハウス栽培も行われていて、2000年には人工光源を使った栽培実験も行われているようです。

 

水わさびの栽培年数は1〜3年で、年中出回っているのですが、淡緑色で身が締まったものがいいと言われています。

 

わさびの根茎をすりおろして薬味として使う事が多いですが、根茎・茎・根・葉・花の全てを食べる事ができます。

 

わさびの葉は、漬け物などに利用されます。

 

 

 

わさびはなぜ辛い?わさびを守るため!

わさびというと、あの特有の「ツーン」とした辛さを連想しますよね。

 

実は、薬味としていつも食べているわさびの根茎をかじっても、かじったばかりの時にはあの辛さはなくて、少し苦味を感じるだけで、噛み砕いているうちに「ツーン」とした辛みを感じるのだそうです。

 

これは一体どういうことなのでしょうか?

 

薬味として食べようとわさびをすりおろすと、わさびの細胞(シニグリンというブドウ糖とからし油が一緒になったもの)が壊れ、そこに酵素(ミロシナーゼ)が働きかけて辛みが出てきます。

 

この辛み成分(アリルからし油)は揮発性なので、わさびを食べた時に口から鼻にあの「ツーン」とした刺激を感じるのです。

 

このわさびの辛みはなぜあるのかというと、他の植物の成長を妨げてわさび自身を守るためにあるのだそうです。

 

わさびが生き残るためにこの辛み成分を持つようになったと考えられています。

 

ただ、この成分はわさびそのものの成長にも影響してしまうので、わさびを大きく育てるために根の周りの成分を洗い流して育てるというわさび田ができたようです。

 

わさびの辛さには、理由があったのですね!

 

 

 

まとめ

わさびは昔から日本にあった食べ物だったのです。

 

徳川時代には、門外不出だったなんて、当時の徳川家の権力をひしひしと感じる出来事ですよね〜。

 

なんとなく、わさびは山の方で採れるものだとは思っていましたが、いくつかの栽培方法があるとはいえ、キレイな水や温度管理、光の調節などさまざまな配慮を通して作られるという、大変手間のかかる食べ物だということが改めてわかりました。

 

わさびの辛みは、人間だけではなく植物にも影響があって、それがわさび自身を守るためにあるというのは初めて知りました。

 

ツーンとくる辛みをしっかり感じてみたいですね!

ファミチキ人気の理由とは?冷めたらどうする?美味しい食べ方は?

2021年に発売開始から15周年を迎え、累計17億食という驚くべき記録を出している人気の「ファミチキ」!

 

コンビニ大手ファミリーマートの代表的商品ですよね。

 

そんなファミチキには何か人気の秘訣があるのでしょうか?

 

ファミチキが冷めてしまっても、ちゃんと温める上手なやり方があるんですよ。

 

美味しい食べ方も、色々あるので知りたいですよね。

 

ファミチキについて、詳しくご紹介します。

 

 

 

 

 

 

ファミチキ人気の理由って何?レシピは変えていない!

ファミチキの人気の理由は、いくつもあると思うのですが、どんなところにあるのでしょうか?

 

SNSでは、ファミチキについて「柔らかくてジューシー」「衣がサクッとしている!」など、美味しさについてのコメントが後を絶ちません。

 

また、ファミリーマートが公式にファミチキについて商品情報を出しています。

 

「サクサクっとした衣の食感と柔らかくてジューシーな鶏肉の旨みが楽しめます。食べやすい骨なしタイプ」

(引用:ファミリーマート商品情報 https://www.family.co.jp/goods/friedfoods/0253116.html)

 

 

サクッとして、ジューシーで、その上サッと食べる事ができる骨なしなのが手軽で食べやすいですね。

 

手軽さという点では、ファミチキはそのパッケージの真ん中にミシン目が入っていて、そこを開けて食べると「手を汚さない」というメリットもあります。

 

ファミチキの製法は、使用するスパイスの調合は門外不出で秘密のベールに隠されているようなので、謎に包まれていると考えられています。

 

謎と聞くと、人はそれを知りたくなるようで、「ファミチキには蒸し工程がある?」「ファミチキは調味液を使用しているからジューシー?」などと推測されています。

 

「『ファミチキ』のレシピは変えていませんが、揚げる油は何度も改良を重ねているんです。『ファミチキ』の肉の旨味とコクを引き出すのはもちろん、植物由来のキャノーラ油とコーン油をベースにしています。コレステロールもゼロで、抗酸化作用が期待されているビタミンEも配合し油から健康面でも気を遣っています。また、油の劣化スピードを抑え専用保温ケースの性能を生かし時間が経っても美味しさが損なわれにくいように改良しています。」と説明しています。

(引用:https://www.oricon.co.jp/special/57436/

 

 

発売から約15年経つけれども、レシピを変えないことで美味しさはそのままに、揚げ油や保温ケースを変えることで、「さらに美味しい」ファミチキが販売されて、ますます人気を上昇させているのです!

 

 

 

ファミチキが冷めたらどうする?温めよう!

せっかく温かいファミチキを購入していても、時間が経って冷めてしまうことってありますよね。

 

そんな時は、温めましょう!

 

一番手軽なのは、チキンの下にキッチンペーパーを敷いて、電子レンジ(500〜600W)で30秒〜60秒温める方法です。

 

温めた時に出てくる油をキッチンペーパーが吸ってくれますよ。

 

さらに衣をサクッとさせて美味しくしたい、という場合には、電子レンジで軽く温めてから(500〜600Wで30秒程度)フライパン・トースター・ガスレンジのグリルで焼くのをオススメします。

 

それぞれに電子レンジで温めたのちに、フライパンの場合はアルミホイルをクシャッとして表面を凸凹にしたものをフライパンにしいた上にファミチキをのせて2〜4分程度焼きます。

 

トースターの場合は、電子レンジで温めてから、先ほどのような(凸凹の)アルミホイルの上にチキンをおいて2〜5分程度焼きます。

 

グリルの場合は、電子レンジで温めてから、グリルに入れて2〜4分程度焼きます。

 

フライパン・トースター・グリル、いずれの方法も様子を見て弱火や低温で加熱し、ひっくり返して片面ずつ焼くのがポイントです。

 

冷めても、諦めずに温めて美味しく食べましょう。

 

 

 

ファミチキの美味しい食べ方は?お試しあれ!

そのまま食べるのも、もちろん美味しいのですが、アレンジしても美味しいファミチキ。

 

美味しい食べ方をご紹介します!

 

まずは、パンにはさむ食べ方を…。

 

ファミチキをはさむ「専用」バンズでファミチキをはさんで食べましょう。

 

このバンズには、何も付いていないタイプとタルタルソースがあらかじめ塗ってあるタイプがあって、どちらにしようか迷ってしまいますね。

 

バンズにはさみながらも、ファミチキにお好みのドレッシング・メープルシロップを「ちょい足し」してふりかけるだけで、ファミチキの味変(違う味に味付けして食べる)が叶います。

 

野菜をプラスしたい人は、これにカット野菜の千切りキャベツを加えたら完璧ですね。

 

パンといえば、サンドイッチでのアレンジ方法もあって、たまごサンドにはさむという食べ方です。

 

チキンと卵の味のハーモニーが、やみつきになりそうです。

 

甘いパンケーキの中にファミチキをはさんで食べるという方法もあって、ちょっと勇気がいるのですが、ファミリーマートでもオススメの食べ方として紹介されていたらしく、食べた人には好評だったようです。

 

パンだけではなく、ごはんとファミチキの相性もいいですよね。

 

少し手をかけて冷凍エビピラフに牛乳をプラスし加熱、そこにファミチキを小さく切って加え加熱してから溶けるチーズをのせて、トースターで焼くと…ファミチキドリアの完成です。

 

ここではご紹介できないくらい、さまざまな美味しい食べ方があるようですので、ご興味のある方は、探してみてくださいね。

 

 

 

まとめ

これだけ何回もファミチキという文字を眺めていたら、本当にファミチキが食べたくなってきました。

 

レシピを変えずに、揚げ油によってさらに美味しく、保温ケースにも工夫が重ねられていて、ファミチキはさらに美味しくなっている、ということがわかりました。

 

温かいまますぐに食べるのが一番ですが、冷めてしまっても美味しく温める方法がわかったので、こちらも早速試してみようと思います。

 

美味しい食べ方は…全部試したら、ファミチキに飽きてしまいそう?いえいえ、そんなことはありません。

 

これからも美味しくファミチキを食べたいですね。