旅客船の分類とは?フェリーとの違いやスピードもご紹介!

旅客を乗せて移動する船、旅客船(りょかくせん)は、鉄道や飛行機のように私たちを快適に目的地に運んでくれる乗り物ですね。

 

この旅客船にはいくつかのタイプがあって、分類されているのを知っていますか?

 

また、よく聞く「フェリー」と「旅客船」には利用する時に知っておきたい違いや共通点があるので、見てもらいたいです。

 

旅客船のスピードは、「ノット」という鉄道や飛行機とは違う単位でも表すことができるのですが、これは一体どんな単位なのでしょうか?

 

旅客船について詳しくご紹介します。

 

 

 

 

 

 

 

旅客船の分類は?滞在時間などによって変わる!

ひと口に旅客輸送と言っても、旅客船にはさまざまな種類があるので、どのような分類があるのか見ていきましょう。

 

  • 高速船:速く旅客を送り届ける事ができる。船型タイプ以外に、水中翼船・ホバークラフトタイプなどがある。
  • クルーズ客船:「船のホテル」のように宿泊する事ができ、高級感ある設備やおもてなしだけでなく、医師や看護師も常駐して長期の滞在が可能。
  • レストラン船:船上で食事ができて、数時間の航海をする事ができる。
  • 遊覧船:海や湖の周辺を周って1時間位の航海ができる。

 

船の航行速度や、滞在時間、食事の提供などによって分類されていました。

 

高速船は、速く目的地に到着できるというメリットがありますが、乗船券を購入した上で特急鉄道に乗車する時のように急行料金や特急料金などを追加して払わなければならない場合もあります。

 

クルーズ客船には、街中のような設備(しかも豪華な!)、お医者さんや看護師さんが付いてくれているので、そこで安心して生活できるようになっていて、このタイプの船はとても高額の旅費がかかるにもかかわらず人気があるという理由がわかったような気がしますね。

 

レストラン船は、クルーズ船ほど豪華ではないかもしれませんが、船での食事は日常を離れて特別な雰囲気があってステキです。

 

遊覧船は、これらの分類の中では航行時間が短いということがわかりました。

 

海の旅客船では他にも、国内のみの場合は「内航客船」、外国へ向かう船は「外航客船」と区別されています。

 

 

 

旅客船とフェリーの違いって何?ここが違う!

何気なく耳にする「旅客船とフェリー」。

 

この二つのタイプの船の違いって、どんなところだと思いますか?

 

どちらも人が乗っていますよね…。

 

旅客船は、「旅客輸送だけを行う船」のことを指します。

 

また、フェリーは、「定期的に人や乗り物を運ぶ船」のことを指します。

 

簡単に言うと、旅客船は人だけ・フェリーは人と乗り物を運んでいるという違いがあります。

 

旅客船の場合は、船に乗る前と降りた後の移動手段は、港の周りの交通機関などに影響されますが、フェリーの場合は、例えば港まで自動車で移動してそのまま車も乗船し、到着した先の港からは、一緒に運ばれた自動車で出かける事ができるのです。

 

移動の自由度を優先したい時には、フェリーを利用するという選択肢があるのですね。

 

フェリーで乗船中は、車は船内の所定の位置に駐車し、客室や船内の施設を利用できるので、船内での過ごし方は旅客船でもフェリーでも、大きな違いはありません。

 

フェリーには、他に「カーフェリー」という船もあって、こちらは商品として販売される車を運ぶための船なので、ここで比較した「旅客船とフェリー」とは違い、人よりも物(車)を載せる役割をしています。

 

 

 

旅客船のスピードは?ノットという単位を使う!

車や鉄道は「(時速)何キロ」、飛行機は「(時速)何マイル」と表示されているのを目にすることがあると思います。

 

では、旅客船など船はどうでしょうか?

 

船は「(船速)何ノット」という単位を使います。

 

「ノット」は、英語で”knot”(結び目、という意味)と記します。

 

なぜ「結び目」という意味の言葉を単位として使うのかというと、速度計が使われる以前の時代に「ハンドログ(手用測定儀)」という道具を使って船の速度を測っていたことから由来します。

 

28秒(または14秒)砂時計の砂が落ちる間にロープの等間隔の結び目(ノット)がいくつ繰り出されたか、というものです。

 

そこでロープの結び目(ノット)が目印になった事から、船の速度の単位にはノットが使われるようになったのです。

 

1ノットは、1時間に1海里航行する速さを表しています。

 

一海里は1852メートルなので、1ノットは1852メートル/毎時の速さを表します。

 

高速船だと、船速22ノット以上と定められているので、時速約40キロメートル以上もの速さになります。

 

現在のクルーズ客船の速度は、15〜20ノット(時速約28〜37キロメートル)で運行されているようなので、高速船と比べると緩やかに感じますが、遠くから見ると動いていないように見える船も、ちゃんと前に進んでいるのですね。

 

 

 

まとめ

船に乗るって、他の乗り物とは違う特別な感じがしますね。

 

旅客船には、いくつものタイプの船があるという事がわかりました。

 

簡単にレストラン船やクルーズ客船と言っても、軽い観光用もあれば、乗るには料金が高額になってしまう超豪華な船もあり、利用することを憧れる人は大勢いることでしょう。

 

旅客船とフェリーの違いを知ることで、利用する時にぴったりな方を選ぶことができそうですね。

 

船のスピードは、他の乗り物の速度の単位と違うということがわかったので、数字に惑わされずに正しく理解しようと思いました。