台風ができる仕組みは?風速何メートルから?どっち回り?

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台風がやって来るとわかったら、交通機関がストップして外出できなくなったり、台風通過後に家屋が被害を受けて困ってしまう人が増えてしまいます。

 

学校が休校にならないか、ハラハラドキドキした人もいるかもしれません…。

 

風が強くなったり、雨が激しく降ったり、天気の変化が大きい事も特徴ですね。

 

台風はどうやってできるのか、覚えていますか?

 

台風は熱帯低気圧が発達してできたものですが、風速の違いでしょうか。

 

台風は天気図をみるとグルグルと渦巻いているように見えますが、これは一体どっち回りなのでしょうか。

 

台風について、詳しくご紹介します。

 

 

 

 

 

 

台風ができる仕組みは?詳しくおさらい!

まず熱帯地域の海にある水蒸気が含まれている温かくて軽い空気が、貿易風の影響を受けながら海の表面でグルグル回りながら上へと上がっていきます。

 

貿易風とは、赤道に向かっていつでも吹く風のことで、赤道を挟んで南北どこでも東よりの風です。

 

水蒸気は冷えて細かい水滴へ形を変え積乱雲となります。

 

熱帯というと、その字から想像して「温かい」というより「暑い」という印象がありますが、海はどのくらい温まっているのでしょうか?

 

熱帯の海水温度は、太陽の光の影響力が大きく、26度以上にもなります。

 

温水プールの設定温度が25〜32度位だということなので、熱帯の海水温度を温水プールの水温で想像してもらえるでしょうか。

 

海上にできたいくつもの積雲や積乱雲がまとまって、熱帯低気圧へと変化していきます。

 

積雲は、底の部分が平らで雲の表面にいくつか丸い頭のような形のデコボコが付いているような形をしています。

 

積乱雲は、積雲が発達して出来上がるもので、入道雲とも呼ばれていますね。

 

積乱雲が近づいてきたら激しく強い雨やゴロゴロと恐ろしい音を立てる雷に出会うことがあります。

 

雹(ひょう)が降ったり、竜巻が起こったりすることもあります。

 

その熱帯低気圧が発達したものが、台風となるのです。

 

海水からできた雲がまとまって、低気圧となり、台風へと変化していくのですが、低気圧から台風に変わる時に風速はどのくらいになるのでしょうか?

 

 

 

台風と呼べるのは風速何メートルから?決まっていた!

どのくらいの風速だと、台風と呼ばれるのでしょうか?

 

熱帯低気圧から台風へ成長する様子をたどりながら、見ていきましょう!

 

台風になる前の、熱帯低気圧は、その進路である熱帯や亜熱帯の温かい海水からの水蒸気をごはんにしながら雲を増やし成長を続けます。

 

熱帯低気圧は、熱帯の海上で発生し、海の水蒸気で大きくなっていく性質があるので、熱帯の陸上では熱帯低気圧は生まれません。

 

熱帯低気圧に渦巻く風が水蒸気を取り込みながら強くなって、さらに成長を続け、風速17メートル毎秒以上になると台風になります。

 

風速が17メートル毎秒未満だと熱帯低気圧です。

 

でも、この風速を17メートル毎秒から時速に変換すると、時速約60キロメートルなんです。

 

時速60キロメートルは、自動車が見通しの良い場所で程よく走行する速度なので、そう考えると、かなり速い(強い)風を想定できますね。

 

「台風」と言われる前の熱帯低気圧だったとしても、規模が大きくなりかけている低気圧は風の勢いが強いので、その動向に注意したほうが良さそうです。

 

 

 

台風ってどっち回り?覚えておこう!

水蒸気によって勢いが増して、中心に向かって風が吹き強い渦に成長した台風は、同じ方向にグルグルと風が回っています。

 

どっち回りかというと、左回りです。

 

どうして台風は左回りになるのかというと、「コリオリの力」の影響を受けているからです。

 

コリオリの力というのは慣性の力で、地球が自転していることから起こるものです。

 

慣性とは、外からの力が加わらなかったら、その物の動き(運動する状態)は変わらないというものです。

 

日本がある北半球では、台風の進む向きに対して右寄りの力がかかるんです。

 

右寄りの力がかかった台風は、風が中心に向かって吹き込むと右に引っ張られることから、台風は左回りになります。

 

ただ、台風の構造全体をみると全部が左回りなのではありません。

 

台風はとても大きな空気の渦のかたまりで、層が厚く発達したものになると、なんと15キロメートルもの高さになります。

 

台風の下の方は左回りに空気が上昇していき、てっぺんの方では、右周りに空気が飛び出しています。

 

北半球の台風は、このように下層が左周りで頂点は右周りに空気の流れがあるのですが、南半球の台風では、反対に左よりの力がかかることによって右回りの渦が巻き起こります。

 

 

 

まとめ

台風は、温まった海水の水蒸気を取り込みながら大きくなっていくのを再確認できましたね。

 

雲が集まって台風に発達すると15キロメートルもの高さになるなんて、自然の力はすごいです!

 

また、台風の風速は車の速度と変わらないなんて、改めてその台風パワーの強さを知ることができて、恐ろしいなぁと感じました。

 

普段は安全な場所で過ごしているけれど、油断すると被害が大きくなってしまいそうなので、台風の通過する時にはしっかり災害対策をしておきたいものです。

 

また、台風の渦は、「コリオリの力」という慣性の力がはたらくことによって回る向きが決まっているという事がわかりましたね。