大手電力の電源構成はどんなもの?新電力との違いや今後について!

最近電力会社を自由に選べるようになりましたが、みなさんはどうですか?

 

メジャーな大手電力会社から、数多く存在する新電力会社に乗り換えを検討したり、よく分からないからと迷ってしまったり…。

 

少し前までは、みんな大手電力会社との契約で電気を使用していたので、急に新電力もありますよ、とCMで知っても初めは戸惑ってしまいましたね。

 

大手電力会社と新電力会社の違いを、もっと知りたいですね。

 

大手電力会社の電源構成という言葉も気になります。

 

大手電力ってこれから何か変化していくのでしょうか?

 

大手電力について、詳しくご紹介します。

 

 

 

 

 

 

大手電力の電源構成はどんなもの?やっぱり火力?

まず始めに、電源構成ってどんな意味なのでしょうか?

 

電源構成とは、電力会社がエリア内の顧客に電気を供給する電源の組み合わせの事を指します。

 

電源というと、家庭でのコンセントなどを連想してしまいますが、ここでは、発電設備の事をこのように呼びます。

 

発電設備といえば、水力・火力・原子力・風力・太陽光・廃棄物などのエネルギー源を思い浮かべますね。

 

火力や水力ばかりではなく、風力や太陽光などを使った「環境にやさしい」と言われる再生エネルギーがどれだけ使用されているかということも、これからの電力会社には求められていくのでしょうね。

 

このような電源構成は発電設備で使う燃料・技術によって細かく分けて示される事が多いそうです。

 

例えば「石炭火力発電」「石油火力発電」といった感じです。

 

電源構成は、発電設備の容量で示されていたこともあったようですが、今は実際にどれだけ使用されたかがわかりやすいように、一定期間の発電電力量を表示しているそうです。

 

大手電力会社では、この電力構成は火力発電がほとんどを占めている状態です。

 

二酸化炭素排出を削減しようという世の中の流れを考えると、火力発電が多い大手電力会社はこれから電源構成を変えることはあるのでしょうか。

 

 

 

大手電力と新電力の違いは?インフラ!

大手電力会社とは、一般電気事業者の事で、北は北海道電力から南は沖縄電力まで全部で10社あります。

 

皆さんの街にも大手電力会社がありますね。

 

大手電力会社は、電気に関する大きな設備(インフラ)を持っています。

 

インフラとは、毎日の生活を支えるもののことで、ガス・水道・線路・道路・電気・電話・公共施設などの事を指します。

 

新電力って何なのかというと、電力が自由化された2016年4月以降に電力事業に新たに加入した電力会社の事です。

 

大手電力会社の一般電気事業者に対して、新電力は小売電気事業者です。

 

どんな電力会社があるかというと、ソフトバンクでんき・auでんき・Looopでんきのようにどれか一つは聞いたことがあるような名前もあります。

 

新電力の会社数は、2022年4月現在で744社もあります!(資源エネルギー庁に登録)

 

大手電力会社の数と比べると、すごく多いですね…。

 

新電力は電線の設備などを持っていないのですが、大手電力会社に使用料金を払うことで、大手電力会社の送電設備を利用できて新電力の契約者に電気を送っています。

 

大手電力が作って送電したものを、新電力は電気の小売をしているだけなのです。

 

だから、新電力が電気を送電する設備を持っていなくても、新電力の契約者は大手電力から送電される電気を停電の心配なく利用することができるのです。

 

 

 

大手電力は今後も利用される?新電力と共に!

今までのおさらいをすると、大手電力会社は、発電や送電に必要な設備を全て備えていて、契約者に電気を送り続けています。

 

新電力はその大手電力の設備に使用料を支払うことで、契約者に電気を送っています。

 

大手電力会社が電気に関する設備を手放さない限り、消費者が新電力に乗り換えをしても間接的に大手電力も利用していることになるので、大手電力は今まで以上になくてはならない存在としてあり続けるのではないでしょうか。

 

 

(引用)

2021年の資源エネルギー庁『今後の電力システムの主な課題について』によると、

(参考:https://www.meti.go.jp/shingikai/enecho/denryoku_gas/denryoku_gas/pdf/039_05_01.pdf

 

  • 安定供給(供給力確保のための強化策及び枠組・災害等に強い電力供給体制)
  • 脱炭素化の推進(脱炭素電源の調達ニーズの高まり・次世代型の電力ネットワークと分散型電力システム)
  • 更なる競争環境の整備(公正で持続可能な競争・市場環境を整備)

 

このように書かれていました。

(引用)

 

 

国としては、更なる電力の安定供給を目指しながらも、環境に配慮した脱炭素エネルギーの普及を目指していきたいようですね。

 

また、「大手電力だけ・新電力だけ」どちらかに偏らずに、さまざまな電力会社が公正な環境で消費者に電力を送る事を整えたいと考えているようです。

 

これからも消費者自らが電力会社を選択する「電気を選ぶ」事が広がっていきそうです。

 

私たち消費者にとっては、選択した電力会社で少しでも安い電気代になると嬉しいのですが、各電力会社が安定して・さらに環境にも優しい電気を提供してくれるようになると良いですね。

 

 

 

まとめ

大手電力会社の電源構成を見てみると、確かに火力発電の占める割合が多い所が目立ちます。

 

各社で細かく見てみると、水力発電や、再生可能なエネルギーを使った発電の割合が他社よりも少し多い所も見かけました。

 

新電力会社の電源構成は、数が多いのでさまざまですが、大手電力よりも再生可能なエネルギーでの発電の割合が高めな所をいくつか見つける事ができました。

 

こうやって比べてみると、環境に配慮したいと考える人は、新電力に変えようという流れになりそうですね。

 

たくさんの選択肢から、自分の生活によりフィットした電力会社を選びたいですね。