灯篭流しっていつから?意味は広島ではどんなもの?灯籠の作り方は?

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川に様々な灯りが流れていく灯篭流し、実はその歴史は浅く、戦後の広島で始められた行事だとされています。

 

これには原爆の被害者たちが川に集まっていったことなど、様々な要素が集まって供養のために始められました。

 

つまり灯篭流しは広島では慰霊の行事として当たり前になっている大事な行事であり、同時に平和について考えるための行事にもなっているということです。

 

お盆にもかかっていますので、その意味は広島では2倍3倍に重要な行事になっていることは想像に難くないと言ってもいいですね。

 

作り方も簡単なので、割り箸や牛乳パックなどを使ってすぐに作ることができますよ。

 

 

 

 

 

 

灯篭流しっていつからある?時期は?

 

 

似たような精霊流しという行事は昔からあるのですが、灯篭流しが始まったのは意外にも最近で、終戦した直後の広島が起源とされています。

 

精霊流しと灯篭流しは厳密には違う行事で、精霊流しは船を流すのに対し、灯篭流しは名前の通り灯篭を流す行事なんですね。

 

灯篭流しの話に戻ると、灯篭流しはやはり原爆で亡くなった街の人達を弔うため、家族の遺族たちを始めとした広島の当時の市民たちが川に灯籠を流したものが起源となっています。

 

原爆投下の当時の話を聞くと、水を求めて川に数多くの人が集まり亡くなっていたことが多く語られているため、川に集まった人たちを供養するために誰かが始めたということが考えられます。

 

また海外にも灯籠を川に流すという意味では同じような文化が昔から現在に伝わっています。

 

ハワイでは亡くなった人達の供養のため5月に、タイでは水の精霊に感謝するため12月に行われているんですって。

 

日本の灯篭流しは8月6日、先程も触れましたが戦後とお盆にちょうどかかる時期となっていますので、現在はお盆で亡くなった人の魂を慰めるためといった意味合いが強い行事と言えるでしょう。

 

お盆時期には様々な灯籠が川を流れていくお祭りや行事が催されているため、多くはこの行事の中で灯籠を流しているとのことです。

 

 

 

灯篭流しの意味は広島ではどんなもの?

 

 

灯篭流しの意味は、広島では供養の意味が深く根付いています。

 

特に原爆の熱さと痛みから人々は川に集まっていき力尽きることが多かったため、川にたどり着いてそのまま亡くなった方の遺族達が特に多くいらっしゃいます。

 

おの遺族達が被害になった家族や親族などの冥福を祈って、手作りの灯籠に火を灯し川に流したのが始まりとされています。

 

この灯籠流し、広島での供養のために、現在宝徳寺にある「原爆の残り火」を使って灯りをともしていて、お祭りの当日には誰でも参加できるように川の近くでは仮設テントが建てられているんですって。

 

それだけ広島では原爆の悲惨さは大きいものであり、供養のために行事に気軽に参加できるような工夫がされているため、非常に一般的で身近なものとして灯籠は存在していると言えます。

 

ちなみに「原爆の残り火」は福岡県に恨みや怒りといった存在として保存されていたのですが、平和は憎しみや報復をするだけでは訪れることは無いということで「平和の火」と考えを改めてお寺で保存することとなりました。

 

この原爆の残り火は今も実際に見ることが可能であり、様々な人の幸福(もちろん自分も含めて)を祈るための火としてお参りすることができるようになっています。

 

原爆の残り火は様々な場所に現存しており、今もその威力や犠牲者などについて考えてしまうことでしょう。

 

 

 

灯篭流しの灯篭の作り方は?

 

 

灯篭流しの灯籠は、木枠に和紙を貼り付けて作るものが一般的なのですが、簡単に灯籠を作る方法の1つに、牛乳パックで作るというものがあります。

 

実際には灯篭の中に火を入れて川に流すのが一般的なので、あまり重いものなどは向いていないんですね。

 

紙パックで作る灯篭は、フィルム部分を剥がして白い部分を表に出し、それを好きなように切り取って窓を作る形式になっています。

 

紙パックの高さをカッターで切りながら調整し、フィルムを剥がした後、窓となる部分を好きなように切り取って出来上がりです。

 

簡単なので家でお好みの窓に切り取ってから、折り紙や千代紙を貼ったり100均で灯りを買ってきて取り付けてもいいでしょう。

 

他にも割り箸で枠組みをつくり、絵を書いた紙を貼った後に中に灯りを入れるという方法もあります。

 

どちらも川に流す際には牛乳パックなどで小舟を作って、そこに入れることを忘れずにしましょう!

 

小舟に入れた後ろうそくを入れて火を灯すと、なんとも幻想的な雰囲気の灯篭に早変わりします。

 

お祭りで川に流すことを前提に作る場合は、他にも地域で決められた灯篭の作り方もあるので、その方法に従って灯篭をつくりましょう。

 

また火を使う時は、灯篭が紙製なので安全に配慮して作ってくださいね。

 

 

 

まとめ

 

 

灯篭流しは広島県の戦後に慰霊のために灯篭を川に流したのが最初とされています。

 

広島では8月6日に灯篭流しの行事が行われていますが、誰でもすぐに参加できるように、会場となる川に本部も設置されているんです。

 

それだけ灯篭流しは広島市民にとっては非常に身近で重要な行事になっているということでもあります。

 

灯篭の作り方自体は簡単ですので、火元に気をつけながらぜひ作ってみたいですね。

 

お盆という事で慰霊の意味が多く込められていますが、同時に平和について考えるための大事な行事にもなっているのが灯篭流しです。

 

灯篭をつくりながら様々な人が平和について思いを馳せる時間も、灯篭流しには含まれているのかもしれません。