とろみが熱いのはなぜ?嫌がる時はどうしたらいい?うまくいかない!

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ようやく冷めたかな、と思ってとろみのあるあんかけやシチューを食べると、まだ熱い!ということありませんか?

 

とろみがある食品が熱いのはなぜか、それは粘り気が関係しているんです!

 

年をとってくるとどんどん飲み込みが難しくなり、とろみのある食品が推奨されますが、とろみ製品を嫌がる人も中にはいます。

 

こういう場合はゲル化剤を使ってゼリー状にするといいんですって。

 

とろみ付けがうまくいかないという人は、片栗粉をそのまま中に入れていませんか?とろみ付けのポイントは3つあります。

 

それではとろみに関するこれらの知識を、ここではまとめてご紹介していきましょう!

 

 

 

 

 

 

とろみが熱いのはなぜ?原因は粘り気!

とろみがあるシチューやあんかけ、ココアもそうなのですが、これらはとにかく冷めにくく、油断して口に入れるとやけどしてしまうときがありますよね。

 

そもそも液体が冷めていくのは、水面から水分が蒸発していくときに、熱もどんどんと出ていくからです。

 

同時に液体全体が対流することで、平均的に水分が蒸発し熱も出ていくため、熱々の液体でもやがては冷めてしまうというわけ。

 

しかしあんかけは粘り気がある液体なので、水分の蒸発が粘り気で妨げられ、また液体全体が対流しにくいという性質があります。

 

表面上は冷めたように感じても中身が熱いままであり、油断していると口の中をやけどしてしまうのはこういったことが起きているからなのです。

 

特にあんかけ類は65度を超えると粘り気が一気に増すため、調理でアツアツの状態になってしまうと、冷めにくさも一気に増していきます。

 

加えて口の中の粘膜とくっつきやすく、熱が伝わりやすいため、粘り気が強く熱いものが口の中にいつまでもとどまってしまい、やけどしてしまうことも少なくありません。

 

冷まそうと思って空気を送る、いわゆるふーふーをしたり、かき混ぜてみてもあんかけはなかなか冷めませんよね。

 

この困った現象には粘り気がある、口の中の粘膜とくっつきやすいといった様々なことが重なって、口の中をやけどしてしまうほどとろみは熱い、という状態になっているんです。

 

 

 

とろみを嫌がる時はどうしたらいい?

話は変わって、とろみが必須という人が今増えてきています、というのも年齢を重ねると人間は飲み込む力が減ってくるため、とろみがあったほうが飲み込みやすくなるためです。

 

しかしやはり普通の食事に慣れていた人間ですから、とろみのある食事は嫌だ、と拒否反応を示してしまう方も少なくありません。

 

またとろみを嫌がるだけでなく、とろみをつけてもむせてしまうのが改善されない人もいます。

 

こういった時はとろみではなく、ゲル化剤(凝固剤)で液体をゼリー状にしてしまう方法を使うことができます。

 

液体やミキサーに掛けた食事と混ぜることで、ゼリー状のものを作ることができるため、専門家と相談してから使うのがいい方法です。

 

ゲル化剤はちょっと、という場合には寒天やゼラチンを使うという方法もあります。

 

とろみとはまた別の食感であるため、こちらのほうが受け入れやすいという方も少なくありません。

 

もう一つは声掛けも重要なポイントになっている場合があります、様々な声掛けはあるものの、特に認知症の相手の場合は言葉がうまく伝わらないということもありますよね。

 

夜が心配で飲みたくない、食べたくないという人もいますので、事情も人それぞれです。

 

そんな時使ってみたいのが「私が作ってみたので味見してもらえますか?」という言葉、食べるのが好きな人や、料理をしていた人は高確率で味見をしてくれます。

 

 

 

とろみ出しがうまくいかない!そんなときの解決法

とろみ出しをする時失敗する人は、片栗粉を使っている人が多くいます。

 

片栗粉を使ったときにとろみ出しがうまくいかない人が多いのは、片栗粉に水分を含ませないで加熱してしまうことが多いからなんです。

 

そのまま片栗粉を入れていませんか?片栗粉でとろみ出しをする場合は、片栗粉を水で溶いた「水溶き片栗粉」を使いましょう。

 

片栗粉に水を加えてしっかりと混ぜ、デンプンに水を含ませて溶けやすくすることで、汁物に入れたときに全体に馴染んでいきやすくなります。

 

特に熱い汁物に粉のデンプン、片栗粉を入れてしまうと、表面だけ固まってダマができてしまい、とろみもつかなくなってしまうんです。

 

それと片栗粉の量も大切です、軽くとろみを付ける場合は全体の1パーセント、一人分に対して小さじ二分の一程度、あんかけでは全体の4パーセント、100CCに対して小さじ1.5杯が目安です。

 

多めに水溶き片栗粉を用意して、少しずつ調整しながら入れていくと良いですね。

 

これを踏まえた上で失敗しないコツが3つあります。

 

まずはきちんと水溶き片栗粉を作っておくこと、次は全体に回し入れて手早く一気に混ぜること、そして最後に加えて混ぜたら一分ほど加熱することです。

 

水溶き片栗粉を全体に回し入れて一気にかき混ぜることで汁全体にデンプンが行き渡り、きちんと液状のものにとろみを付けることができます。

 

とろみ付けの水溶き片栗粉は最後の最後に入れるようにして、全体にかき混ぜたら一分加熱することで、きれいなとろみがついた汁が完成します。

 

 

 

まとめ

とろみが熱いのはなぜなのか、それは液体が対流せず、なかなか蒸発しないため熱が逃げにくいことが理由です、加えて口の中の粘液と相性がいいため口の中がやけどしやすくなる環境になっています。

 

とろみを嫌がる時はゼリーや言葉かけの工夫が大事です、なかなか難しいですが様々な方法に挑戦してみましょう。

 

とろみ出しがうまくいかないのは高確率で片栗粉の溶き方が足りない場合が多いです、予め水に溶かしておくことで、液体に溶けやすく、とろみになりやすくなります。

 

水にきちんと溶かすこと、全体に回し入れて一気に混ぜること、最後に1分ほど温めることできれいにとろみを付けることができますよ。