諏訪之瀬島へのアクセスは?危険はないの?行くなら登山がおすすめ!
鹿児島県更に南の方にある諏訪之瀬島、火山といって危険に感じるかもしれませんが、登山には非常に向いている場所です。
もちろん火山活動が続いている場所であるため、国からも注意情報が流れています。
しかし危険とされている場所はごく一部、山の上の方であるため、ハイキングとして山に登る分には危険性はほぼありませんので安心して登山ができます。
アクセスは鹿児島から更にフェリーに乗っての大移動となりますが、それに見合った感動があなたを待っていることでしょう。
ではここからは諏訪之瀬島に関する情報をご紹介していきますね。
諏訪之瀬島へのアクセス方法は?
諏訪之瀬島はトカラ列島と呼ばれるいくつかの島の内、鹿児島から3つ目の場所にある一番大きな島です。
当然ではありますがフェリーで行くほか無く、空路は存在しません。
まずは鹿児島空港から鹿児島本港まで行き、週2回月曜日と金曜日に鹿児島港から出る「フェリーとしまが運行」に乗ることになります。
フェリーの乗り場は「鹿児島本港南埠頭」ですので間違いないようにしましょう。
席は一等、二等、指定寝台の3種類から選べるのですが、諏訪之瀬島までは鹿児島本港からおよそ8時間10分かかりますので、指定寝台を使うと楽ですね。
フェリーが出る時間は毎回23時に鹿児島本港を出発し、朝に到着します。
乗船開始時間は21時なのですが、フェリー乗り場の周辺にはあまりお店が多くないため、あらかじめ鹿児島の中心となっている「鹿児島中央駅」等で、ある程度準備をして、時間を調整しながら乗船に備えましょう。
逆の順路として奄美大島の名瀬港から諏訪之瀬島に行く方法もあります。
こちらの場合は諏訪之瀬島は7時間10分ほどで、毎週水曜日と日曜日の深夜2時に港を出発します。
既に奄美大島に観光等で訪れている場合にはこちらを利用するという手もありますので、まるまると離島を楽しみたい場合におすすめのコースです。
諏訪之瀬島は危険じゃないの?
どこにでも危険は存在するものですが、諏訪之瀬島にも当然危険な場所があります。
ニュースなので諏訪之瀬島の噴火警戒レベルなどの注意についてよく認識されていますが、実際はある程度噴火が想定できる山以上に、自然の多い環境の中に危険が多いんですね。
火山に関しては必要な噴火警戒レベルなどはあらかじめ確認して、登山制限がある場合は特定の場所以上の高さに足を踏み入れないことで、かなり安全な登山を楽しむことができます。
しかし観光客として諏訪之瀬島に行く場合は、火山以上に注意しなければならない点がいくつもあります。
その目安として活躍してくれるのが、危険箇所マップです。
こちらは有志によってまとめられている危険箇所であり、地元住民であればあまり近づかない、慣れた人でないとあまりおすすめしないポイントが紹介されています。
主に見通しが悪い場所が多いため、防犯上行くことをおすすめできない場所や、足を滑らせて転んでしまった時に発見されにくい場所についてが書かれているため、なるべくスマホの画像画面や、プリントアウトした紙を持って歩くと安心して観光ができます。
せっかくのフェリーでの旅ですから、行き帰りは安全に散策したいものです。
諏訪之瀬島で登山を楽しみたい!
諏訪之瀬島は離島ですが、登山に向いた場所でもあります。
また登山コースによっては様々な花畑が広がっているため、時期を合わせていくと良いフォトスポットとしても楽しむことができます。
特に見やすいのはマルバサツキで、火山の土とのコントラストは様々な登山家達に愛されているんですって。
標高400メートルにて、5月から高いところでは8月まで花を楽しむことができます。
まず登山をする折に知ってほしいこととして、御岳(山)は活火山であり今も活動を続けているということです。
既に2000年から火山付近の半径2キロメートルは立入禁止になっているため、交通規制を守りましょう。
登山道は島の南の方から入山が可能で、近くに宿がありますので、必ずこちらで宿をとってから登山をすることをおすすめします。
周囲にレストランやコンビニが無い他、やはり登山から帰ってくるとヘトヘトになってしまいますもんね。
船が来るまでにも日数がありますので、長期間滞在するとゆったりと過ごすことができます。
登山道入り口は道が少し荒れ気味であるため、かなり険しくなっています、通る際には十分に注意が必要です。
おすすめは公民館より少し先にある登山道入り口で、ここから入ると比較的登りやすくなっていますよ。
まとめ
諏訪之瀬島は離島で、フェリーに乗ることでしか移動ができません。
空港はあるのですが残念ながら空路は無いため、深夜のフェリーに乗り、朝に島へ到着します。
登山の際にはきちんと立て札に書いてある立ち入り禁止区域を守れば、ほぼ安全ですので、きちんと守って引き返しましょう。
登山道では5月から6月、高いところでは7月から8月にマルバサツキが見頃を迎えますので、ぜひ無理のない登山で見てみたいですね。
登山口の方は道が少し厳しいので、必ず履き慣れた靴を使用して登っていきます。
島の方では宿をとって、ゆっくりと無理のない観光を楽しんでくださいね。