スペースXスターシップは大きさは?ステンレス?打ち上げ回数も!

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2021910日、KDDIとアメリカのスペースXという宇宙企業が人工衛星を使った通信サービス「スターリンク」を実用化するために業務提携したというニュースが流れました。

 

この通信サービスが実用化されたら、山間部や離島で電波が届きにくいとされていた場所でも携帯が繋がりやすくなるんです。

 

スペースXと言えばイーロン・マスクCEOの名前を思い出しませんか?

 

あのスタートトゥデイ代表取締役社長の前澤友作さんがスペースXスターシップで「民間初」月周回旅行に行く契約をしたと、世間が大騒ぎしましたね。

 

そんなスペースXの知らなかった!について詳しくご紹介していきましょう!

 

 

 

 

 

 

スペースXスターシップの大きさは?30階建てビルと同じ位!

 

 

先ほどお知らせした前澤友作さんが月に向かう時に乗り組むと言われている、スターシップの大きさは一体どれくらいなのでしょうか?

 

スターシップは、民間企業では初めて有人宇宙飛行を成功させたスペースXが開発している、ステンレス鋼でできた超大型ロケットで、なんと再使用が可能な機体なんです。

 

NASAでは打ち上げの度に新しいロケットや宇宙船を使用していたので、再使用できるロケット・宇宙船というのは、宇宙業界では新しい試みになるのですね。

 

スターシップは、第一段目:スーパーヘビーと、第二段目:スターシップの二段から成り立っています。

 

全長120メートル、直径9メートルと、超大型ロケットにふさわしい大きさです!

 

120メートルということは、30階建てのビルに相当する高さです。

 

スーパーヘビーはブースター(ロケットの補助推進装置)で、全長70メートル、直径9メートル、2933基のエンジンが備わっています。

 

スターシップはその名の通り有人宇宙飛行の宇宙船としての役割も果たせますが、その他にタンカー・衛星打ち上げ機・月着陸船としても使用でき、全長50メートル、直径9メートル、6基のエンジンが備わっています。

 

第二段目のスターシップは、燃料補給がうまくいくことが確認できれば今の機体に複数組み合わせて長期の宇宙旅行が実現できるかもしれないそうです。

 

複数組み合わせると、その度にスターシップの全長が50メートルずつ伸びるので、そんなブロックを繋げるような遊び心にもワクワクします。

 

 

 

スペースXスターシップはステンレスでできているの?

 

 

201812月にイーロン・マスクCEOはスターシップの素材をカーボンからステンレス鋼にして、約1年後には飛行試験も計画していると発表しました。

 

スターシップは初めからステンレス鋼だったんじゃないの?

 

そうなんです、初期の機体はカーボンでできていたのです。

 

今時のロケットはカーボンやアルミ、チタンのような軽量の素材を使うことが多いです。

 

今までは、ステンレス鋼だと先ほどの素材と比べるとちょっと重いので、もしもロケットに使う場合はとても薄く伸ばして作っていました。

 

そうするとステンレス自体の重さで壊れる恐れがあるのでガスの圧力を利用して形を保ったりしなければいけなかったのですが、スターシップ独自のステンレス素材の強度ではそれが必要ないのです。

 

スペースX社が独自にステンレス鋼を極低温加工したSX500という素材は、スターシップやスーパーヘビーに備えるロケットのために開発されたものでもあります。

 

イーロン・マスクCEOによると、カーボンよりステンレスの方が重くなるというデメリットよりも、宇宙の温度差の激しい環境の中ではステンレスの強度が高い事で素材として優れていると考えたのだそうです。

 

このステンレスでできた機体はピカピカに磨き上げる事によって、従来の素材よりも光や熱を反射できるので、再突入の時の熱のダメージを小さくすることができるんです。

 

ステンレスでできた輝く機体が宇宙に飛び立つ姿を想像するだけでも、ワクワクします。

 

 

 

スペースXの打ち上げ回数は?驚きのペース!

 

 

スペースXにはロケット打ち上げや、ロケットを発展させたスターシップ打ち上げ、スターリンクの衛星打ち上げがあります。

 

スペースX2006年に初めてのロケット打ち上げを行い、たった14年の間に202092日の時点で通算100回目に到達しています。

 

日本のロケットはJAXAと三菱重工が長年かけてようやく58回のロケット打ち上げを行っていたので、スペースXがどれだけ打ち上げのペースが早いかというのがわかりますね!

 

また、精度が高いと言われている日本のH-2ロケットの打ち上げ成功率が58回中55回成功の94.8%に対し、スペースXのロケットでの成功率は100回中96回の96%なので、とても精度が高いです。

 

 

スターシップ打ち上げは、20198月に「スターホッパー」という試験機の高度150メートルの飛行と着陸に成功した後から順番に行われてきました。

 

翌月20199月、「スターシップMk1」という試験機が登場しましたが、燃料タンク加圧試験中に爆発してしまいました。

 

Mk1に続くMk2Mk3Mk2製造途中で中止して、Mk3の改良型としてSN1が作られたのですが同じように燃料タンク加圧試験中に爆発したり、エンジンの燃焼試験中に爆発して打ち上げまでには至りませんでした。

 

20208月にSN5がようやく高度150メートルの飛行試験に成功し、その後打ち上げることができたのはSN6SN8SN9SN10SN11SN15です。

 

SN11までは、打ち上げてから空中爆発したり着陸に失敗を繰り返していて、20215月に打ち上げたSN15でようやく高高度飛行試験で軟着陸に成功したのです。

 

 

スターリンクの衛星は、地球上どこでも高速インターネットサービスを提供できるように、最終的に12,000基の衛星を打ち上げる計画を立てています。

 

衛星をいくつかまとめて打ち上げ続けて、20219月現在で13775基の太陽電池衛星が地球の周りに存在しています。

 

このように、スペースXは短期間でたくさんの打ち上げを行っているんです!

 

 

 

まとめ

 

 

スペースXの宇宙に羽ばたくニュースは、スターシップやスターリンクだけにとどまりません。

 

2021916日(日本時間)スペースXの宇宙船「クルードラゴン」が打ち上げられ、無事帰還し、民間人4人だけの3日間の宇宙ツアーが成功したと報じられていました。

 

なぜ民間人だけとわざわざ強調してニュースになったのかというと、宇宙飛行士がクルードラゴンに同乗せずに自動操縦された宇宙船だったからなんです。

 

常に誰もが体験したことがない事を新しく見つけて実現していく事は、決して簡単じゃないけれど、みんなに夢を与えてくれます。

 

宇宙への憧れがだんだん身近になれたら、そんなに楽しいことはありませんね!