四角いスイカが作られた歴史と作り方とは?味はどんな味がするの?

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黄色いスイカや種なしスイカ等、スイカの種類もたくさんありますが、四角いスイカ香川県の特産品です。

 

なんでもおよそ50年前から作られ始め「冷蔵庫に入れやすい形」としてこの形でのスイカの開発が行われたのが最初と言われています。

 

作り方は透明の強いガラスケースや、独自の型に小さいときからスイカを入れて育てるだけ、結構簡単そうなのですが、意外と手間やお手入れが欠かせない作業ですので侮ることはできません。

 

肝心の味は残念ながら甘みはなく、食用には向かないとのことでした。

 

詳しい情報についてご紹介していきましょう!

 

 

 

 

 

 

四角スイカの歴史は約50年前

 

 

四角スイカはそもそも冷蔵庫に入れられるスイカを作ろう!ということで、香川の善通寺市にて今から約50年前(1970年頃)に開発された、歴史ある商品なんです!

 

四角スイカの作り方に関する製造方法や育て方などは、香川の善通寺市が独自に特許取得をしているため、他の県や市では育てることができないんですね。

 

その歴史や果物としての価値は現在香川県善通寺市ふるさと納税の返礼品にも指定されている国からのお墨付きであり、海外での人気も上昇しているということで、現在その価値は更に上がってきています。

 

最初はとにかく冷蔵庫に入るスイカを作ろう、というところから始まったのですが、開発が進めば進むほど、こんどはスイカとしての味が損なわれ、肝心の食の部分が損なわれてしまいました。

 

それならばいっそ食べられないスイカとして、形の方を追求しよう、ということで開発が更に進み、今では1年間常温で飾っておいても大丈夫な四角スイカが誕生したのでした。

 

あくまでこのスイカは贈答用ということに切り替えて販売を開始した所、四角いスイカという前代未聞の存在と、食べられないけど贈答観賞用という新しい観点から作られたスイカということで徐々に人気が高まっていったんですね。

 

 

 

四角スイカの作り方とは?型に入れて育てる!

 

 

四角スイカの作り方は、まずスイカの品種から…と言いたいところなのですが、なんと使われている品種は他の食べられるスイカと同じ品種が使われているんです。

 

もちろん遺伝子組み換えや難しい専用の農薬なども無し!全て厳しい管理のもとで四角いスイカが作られているんですよ。

 

作り方は小さい時に専用の丈夫な箱に入れて、成長させていくという方法なのですが、この専用の箱が透明の硬い板でできていて、あくまでスイカ側が自ら四角くなっていくように製造しているのです。

 

また専用の箱は強化ガラス等でできているため、スイカの実がきちんと太陽光を浴びて育つことができます。

 

四角い箱に入れて育てるなら簡単、と思ってしまいますが、スイカの縞は太陽光をしっかり浴びないとキレイに出ない為、育てるにはかなりきちんとした管理が要求されます。

 

そのためこの四角いスイカの特許が既に製造側である香川県善通寺市によって提出され、独自の製造方法として国家の認定を受けているんです。

 

ポイントは成熟する前に収穫して出荷することで、きちんと育てきってしまうと実が割れてしまい四角い状態での出荷が不可能になってしまいます。

 

最新の注意を払って製造、出荷しなければならず、手間も値段も大きくなるのが納得できてしまいますよね。

 

 

 

四角スイカの味の方は…甘くない理由

 

 

さて、肝心の味の方なのですが、甘くなく生産者さん側も「食用には向いていない」と公言しています。

 

先程も触れましたが四角スイカは成熟する前に収穫しなければならないので、いくら元のスイカが一般の食べられるスイカだとしても、未成熟では味は甘くないのは当たり前ですよね。

 

当然ながら追熟もしないため、待っても四角いスイカはおいしくはなりません。

 

同じ理由でハートの形や三角の形をしたスイカなども他の地域で栽培されているのですが、ほとんどが観賞用で、同じ理由で食べても甘くないんですね。

 

ただし北海道のピラミッド型スイカなど食べることができる変わった形のスイカも、存在はしています。

 

その代わり値段も四角スイカなどより非常に高く、大体10倍近くのお値段がするとされているんです。

 

それでも四角スイカに需要があるのは、近年では海外でも贈答用として需要が高まっているから、という理由があります。

 

元々国内でも贈答用として人気があった商品なのですが、海外でも日本のフルーツブーム等が来ており、需要はどんどんと高まっていると言います。

 

現在同県同市の9つの農家さんで育てられている四角スイカですが、近い内製造の範囲が広がっていく可能性も非常に高いのです。

 

 

 

まとめ

 

 

四角スイカの歴史は冷蔵庫が出てきた、今から50年ほど前の話です。

 

冷蔵庫に入れることができるスイカを作れないか、ということで研究が繰り返され、今のようにある程度の量を生産することができるようになったのです。

 

特許技術でもあるため、価格も1万円以上と、フルーツとしてはかなりの高級品なのですが、味は実が熟していないため美味しくはなく、あくまで観賞用のフルーツなんですね。

 

作り方は頑丈な強化ガラスの箱に入れて小さいうちから育てるだけなのですが、管理が非常に難しいこと、そして特許で保護されていることから、香川県善通寺市でしか作ることができない希少なアイテムです。