司法試験の暗記カードってあり？暗記量はどれくらい？回数制限はなぜ

人生には様々な試験に挑戦する機会がありますが、その中でもやはり難関なのは国家試験に関する勉強でしょう。

試験暗記モノといえば必ず登場するのが暗記カードなのですが、言うまでもなく司法試験でも大活躍してくれる勉強方です。

しかしながら現在は多少単語帳事情が異なってきているという話もあります。

それにしても司法試験の暗記量はとにかく多く、ノートでいうと３、４冊ほどであると言われており、意外に少ないと感じる人もいるかも知れませんが、うっすら覚えておかないとならないという部分を含めると暗記量はかなりのものになります。

焦ってしまうのは司法試験には回数制限があるから、それはあくまで教育効果を確かめるためであり、特に悪意などはありません。

詳しい内容をご紹介していきますね。

司法試験で暗記カードってありなの？

司法試験に限らず、暗記もの試験の定番勉強方といえば暗記カードですよね。

現在でも暗記カードは司法試験会場でも現役で、試験の合間合間に暗記カードを確認する受験生はかなり多いんですって。

やはりコストも少ないですし、自力で書いてカードを作ることで少しでも早く暗記ができるというメリットがあるため、何より使いやすいことからも様々な暗記カードが作られています。

中には参考書の付録として付けられている暗記カードもあり、こちらを使用している人も少なくありません。

しかし現在は暗記カード事情も少し変化しているようで、短期勝負で暗記をしたい人たちは単語帳アプリを使うという人も増えつつあると言います。

単語帳アプリとは、言葉の通りスマホやPCを使って単語帳を作り、自分でカスタマイズしていつでもアプリで単語帳を使用できるアプリです。

こちらでは暗記カードにデータをすぐに作ることができるため、素早くデータを作り、即暗記アイテムの戦力として使えるというメリットがあります。

もちろんアナログでの暗記カードが時代遅れというわけではなく、どちらにもいいところがありますから、並行して使うという方法もあります。

自分にあった方法で暗記カードを作って、暗記を始めるといいですね。

司法試験の暗記量ってどれくらい？

司法試験の暗記は、まず司法試験に必要な８科目、参考書にかかれている内容を大まかに自分の言葉で説明できる暗記と、科目試験の暗記が必要なります。

本にもよりますが大体参考書や専門書10000ページくらいは暗記が必要になってきますね。

暗記するのには大体１万時間一日６時間を３年間勉強するくらいが大体の平均必要時間と言われています。

もともと司法試験の暗記量は他の国家試験よりも遥かに多いため、他の科目と比較してしまうと遥かに数字が変わってくるのは当然といえば当然でしょう。

選択問題の合格者は大体６割が平均的なので、いくら勉強してもどうしても潜れないという人も出てきます。

加えて六法を使用した試験があるため、大体あの事例はあのへんにあった気がする、位のことを暗記理解しておかないと回答に時間がかかってしまいます。

そのため必要な科目暗記だけでなく、なんとなく全体を把握するという暗記もある程度必要になるのです。

とにかく暗記量が多いと考えがちですが、ある程度物事を整理すると、ある程度暗記する量は整理することができます。

時間はかかりますが、自分の中でもある程度整理をしていくことで、効率がぐっと上昇しますので、ときには暗記以外の部分にも目を向ける必要がありそうです。

司法試験に回数制限があるのはなぜ？

現在は司法試験には回数制限があります、これにはいくつか説があり、中には「試験にハマって人生が壊れないように」という理由もあると言われているんですね。

しかしながら実際は少し異なり、司法試験は法科大学院卒か予備試験合格の新鮮さが５年で３回であるからと言うのが一般的な答えのようです。

ところがこれには実は抜け道があり、司法試験に５回落ちてしまったら、法科大学院を卒業するか、予備試験に合格すると司法試験を受験することができるようになるんです。

どうしても意地でも合格したい人は、予備試験に合格して再度司法試験受験をするというのが最も効率が良い再挑戦の方法なんです。

やはり非常にむずかしい試験ですから、何度も司法試験を繰り返していると時間ばかりが消費されていきます。

存外人生の時間を振ってしまわないようにというのも、優しさとして十分理由になりそうな感じもしますよね。

しかし実際はもっと実践的なものであり、戦力として通用する５年という数字が大きく左右していることがわかります。

ちなみに司法試験は点数を取れば合格ではなく、合格定員枠を争う形式の試験ですので、競争率はかなり大きいことも理由の１つとなっているようです。

まとめ

司法試験では暗記カードはまだ現役で使われており、アナログでの手書きの暗記カードがしっかりと使われています。

しかしながら暗記アードアプリというものも存在しており、年々そちらを利用する人も増えているといいます。

とにかく司法試験は暗記量が多い他、概要を覚えて説明できるという部分も求められるため、暗記カードだけに頼らずに暗記を繰り返す必要もあります。

この難易度に加えて、受験回数の制限や試験の合格決定形式もかかっているため、非常に司法試験は合格しにくくなっています。

しかしめげずに、自分の夢を諦めずに進んでいきましょう！