競歩のルールわかりやすく!フォームも決まっている?反則ってある?

このブログには広告が含まれます。

糖質制限ダイエットサプリ人気No.1!!

[IrwinNaturals]マキシマムストレングス3in1カーボブロッカー

f:id:mac-dou:20210704195748p:plain

 

地味な競技でもあり、歩いている時どちらかの足が必ず地面についていることというごくごくシンプルなルールを持っている競歩

 

しかし実際に見てみると、見ている側もかなり緊張してしまいますし、歩いているときのフォームを真似してみると非常に難しいことがわかる、奥深いスポーツなのです。

 

反則も足が同時に地面から離れているとダメという、ごくシンプルなだけに判定も非常に厳しく、まずスタートからゴールまで辿り着くのが一苦労という種目でもあります。

 

そんな競歩のルールや世界について、これからじっくりとご紹介していきましょう。

 

 

 

 

 

 

競歩のルールをわかり やすく!

 

 

まずは競歩のルールについて詳しくご紹介していきます、と言ってもルールの基本は「どちらかの足が必ず地面についていること」です。

 

しかしこれは足の裏が地面についていること、の意味であるため、普通に歩いているともちろんルール違反となってしまいます。

 

当然ながら失格者が非常に多い競技で、選手もかなりの神経を足に注ぐことになるのです。

 

競歩は元々古代のローマの訓練の一環で、娯楽競技として登場したなど、いくつかの説があるとされています。

 

オリンピックで採用されたのは1908年のロンドン大会で、短い距離での競技として登場しましたが、1932年のロサンゼルス大会にて50キロを歩くという、長距離競技に進化していきました。

 

つまり競歩はずっと昔から行われていた伝統競技なのですが、残念ながらメディアではあまり紹介されません、それはどうしても華がなく地味であるから。

 

やはり競技の性質上どうしても仕方のないことなのですが、それでもこれだけの歴史があり、競技の中に漂う緊張感を考えると、メディアで紹介されていいほどの有名競技と言えるでしょう。

 

その後2度目の東京オリンピックを最後に50キロの競歩が廃止され、20キロのみの競技に縮小されます。

 

先程も触れましたが、どうしても競技としての人気が低いことと、加えて競技の長さが非常に長いため、片方を廃止という形で今回決着がつくことになりました。

 

少しもったいない気もしますが、確かに現実的に考えるとどうしても廃止になってしまうのは避けられない競技であったと言えるでしょう。

 

 

 

競歩のルールはフォームも入っている!?

 

 

歩くときは足だけ気をつけていればいい、と誤解しそうですが、実を言うと競歩はフォームも厳しく決められています。

 

体を左右に動かし、8の字を描くように体を動かしながら、足の裏が両方空中に浮かないように素早く歩くという方法です。

 

人間は急いで歩くと駆け足になってしまい、足の裏が一時的に両方地面から離れることは珍しいことではありません。

 

そのためフォーム、速度、足など競技者は神経を使って歩かなければ、競技中にルール違反となってしまうことは珍しくないのです。

 

そんなフォームに気をつけていたらどんな記録だって出せるわけがない、と考えてしまいがちですが、競歩20キロの世界記録は1時間16分36秒(男性)、50キロの記録は3時間32分33秒(男性)とされており、人間できないと思っていても、できる人がいるのだということを思い知らされます。

 

フォームは傍から見ていると奇妙な感じになりますが、当然観客による妨害は禁止ですし、競技中相手の集中力を削るような妨害をすることも禁止されています。

 

このルールを見てみると、それだけ競歩では精神力が物を言う競技であり、以下に足の裏が必ず地面についていなければならないというルールが困難であるかがよくわかりますね。

 

 

 

競歩のルール反則ってどういうときなの?

 

 

とにかくこの競技は失格者=ルールの反則をした人が多く、特にベント・ニーとロス・オブ・コンタクトという2種類の反則が多く見られるとされています。

 

ベント・ニーは必ず前足が地面と垂直につくまで膝を伸ばさなければならない、というルールを反則したもの、ロス・オブ・コンタクトは両方の足が地面から離れた時の反則のことを指す言葉です。

 

常に競歩は競技審判員7人前後が目視で監視審査をしているため、どうしても厳しくなっており、ゴール近くで気が緩むと、どうしても先程のルール違反をしてしまう選手も多くなってしまうのです。

 

更に反則した選手にはレッドカードが出され、これが3枚分溜まってしまうと失格になってしまうシステムとなっています。

 

他にもフォームが崩れた時や妨害等も反則として判定されてしまうため、疑われるような行為をしてしまうと大変なことになってしまいます。

 

そのためお互いに妨害にならないように距離を取るなどの自衛もしなければならないため、他の競技の選手よりも精神力がかなり消費する競技です。

 

それでも競歩で世界を制覇しようと考えている選手も多く、新たな若手もどんどんと誕生しています。

 

確かに精神的には厳しいのですが、その先に見える勝利に魅力を感じる選手も非常に多いということがわかりますね。

 

 

 

まとめ

 

 

競歩のルールをわかりやすく解説すると、フォームを崩さず足を地面に付けたまま、以下に早く走れるかという競技だということです。

 

競歩の反則にはフォームの崩れからくる部分も多く、更に審査員6人以上9人以下によって競技が常に審査されているため、非常に審査側も選手側も精神を使う競技となっているのです。

 

しかしこの精神の限界の先にある記録に魅力を見出す選手も少なくなく、若手もどんどんと育ちつつあり、まだまだ衰退には速い競技でもあります。

 

それでも人気の低さと、競技全体にかかる時間を考慮し、50キロは廃止、20キロ競技のみがオリンピックでは続行されることが決まっています。