コウモリ傘の由来は何?傘との違いってどこ?ラッパ傘との関係って?

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コウモリ傘と聞くと、真っ黒な傘を思い出す人や、傘が裏返った状が思いつく人など、様々な人がいるのではないでしょうか。

 

実はこれは2つとも間違っているものではなく、きちんと使われている事例なんです。

 

コウモリ傘はもともとは西洋傘のことを指しており、様々な語源があるんです。

 

そのためコウモリ傘と傘の違いも、コウモリ傘が登場したときは明らかだったのですが、現在は言葉が混ざってしまっているため、現代日本では違いはないと考えられています。

 

一方、傘が風でひっくり返ってしまった状態のことをコウモリ傘ということもあり、ラッパ傘という呼び方とともに、一般的に馴染んでいるため、現在はこちらのほうが通じるかもしれませんね。

 

コウモリ傘について更に詳しくご紹介していきましょう。

 

 

 

 

 

 

コウモリ傘の由来は?コウモリのように見えるから

 

 

コウモリ傘の由来にはいくつかの説があり、そのうちの2つが有力とされています。

 

まずはペリーが持ってきた洋風の傘を説明する際に、日本人が「コウモリのように見える」と解説したことです。

 

これが最も有力な説となっており、当時登場した真っ黒の傘を表現するにはぴったりな言葉でもありました、そこから西洋の黒い傘を総合して「コウモリ傘」と言われています。

 

もう一方はもともと傘はかぶるものであり、傘をかぶるという言葉が変化をしていった「こうむる」という言葉を語源とする説です。

 

ただこの説に関しては、傘というものをもともと日本人も持っており、かぶる傘と和傘を使い分けていたことから、わざわざ傘をかぶるという言葉から洋傘をコウモリ傘、というのはちょっと矛盾しているとも考えられています。

 

ということでコウモリ傘と言われる洋傘は、和傘と違って折りたたみが可能なようにベルトが付けられており、ステッキのように持ち歩けるという利点があったため、すぐに日本の、特に男性に多く広まりました。

 

コウモリ傘は和傘とはまた別の作られ方をしていますので、紙でなく布で作られた傘は新しいもの好きの日本人の一般人たちの注目を集めるのに十分な造形をしていたんですね。

 

 

 

コウモリ傘と傘の違いって?

 

 

コウモリ傘と傘の違いは、かなり厳密に分けないとその違いはわかりません。

 

というのも、コウモリ傘そのものが洋傘を指す言葉であり、現代日本においてコウモリ傘も傘も対して違いがないからです。

 

強いて言えば全体的に黒い男性用の雨傘をコウモリ傘と表現することが多いと言えるでしょう。

 

しかし傘を和傘として考えると、違いはかなり大きく出てきます。

 

和傘にもたくさんの種類が在るのですが、和傘は基本的に竹と和紙を組み合わせて作った傘で、晴れの日雨の日を問わず使われることが多い傘でした。

 

また柄などに付けられた紋などをつけることで、身分を証明する役割も持っており、それだけ和傘は頻繁に洋傘が入ってくるまで使われていたんですね。

 

骨の数も多く、6本だけの洋傘よりも風に強いという特徴があります。

 

一方洋傘、いわゆるコウモリ傘は金属の骨に布を貼った傘のことを言います。

 

日常的によく使われることと、和傘よりも手間やコストが掛りにくいため、非常に安く手に入れることができるタイプで、最近ではビニールを貼り付けたタイプが人気が高いですよね。

 

ちょっとした違いでは在るのですが、現在洋傘にも、日本の本来の傘の骨の数(8本以上)が採用されるなど、和傘の良さを洋傘にも採用しよう!という動きも見られるようになっています。

 

 

 

コウモリ傘?ラッパ傘?傘がひっくり返ったらなんていう?

 

 

傘が内側から風に強く煽られて、布の部分がめくれたら、あなたはなんといいますか?

 

方言を調査している機関で調査をしてみたところ、全国的には裏返るが、中部ではひっくり返るが一般的に使われていることがわかっています。

 

特殊な呼び方としてラッパ傘、コウモリ傘が挙げられており、ラッパがさは新潟や石川、コウモリ傘は様々な地方に散らばっていることが解りました。

 

こう見てみるとラッパ傘になるといった言い方は方言として分布していると考えられるのですが、コウモリ傘になるという言い方は一般的ではなく、法則性を見ることはできません。

 

しかしネット上のアンケートでは、特別な呼び方はしないが最も多く、続いて「おちょこ」「こうもり」「らっぱ」と続いています。

 

どちらかというと方言というよりは、家庭内ルールのようなもので、傘がひっくり返ったときの呼び方が変わっていくことが解りますよね。

 

またあるニュースサイトにて、強風でもおちょこにならない傘が登場した、という記事があり、おちょこという言い方はある程度インターネットなどの手段から広まっていったとも考えられます。

 

あなたの家では、傘が裏返ったときに使う特別な言い方はありますか?その言い方は誰に聞いたものなのか考えてみると、更に好奇心が生まれてきそうです。

 

 

 

まとめ

 

 

コウモリ傘の由来は、最初にペリーが持ってきた黒くて大きい洋傘をコウモリのようだ、と日本の新聞などで評したことが由来となっています。

 

現在では洋傘全体を指すものですが、特に黒い布が貼られたものを特に言うことが多いんです。

 

そんなコウモリ傘と傘の違いは特にないのですが、洋傘と和傘は使われている材質も用途も異なっており、時代にも大きい影響を与えました。

 

傘が風で裏返ってしまったことをコウモリになる、ラッパになるといった言い方をしますが、この言い方は全国区ではなく、むしろ少数派の呼び方です。

 

一般的には裏返る、おちょこになる、と言った言い方が多いというのは、ちょっと意外ですよね。