公園遊具は遊び方がわからない?設置基準と耐用年数もご紹介!

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公園には色々な遊具があって、子ども時代には楽しかった思い出があります。

 

あなたはどんな遊具がお気に入りでしたか?

 

シーソーやブランコ、すべり台などなら、どのように遊ぶかなんて考えなくても使えそうです。

 

ところが、公園遊具の中には形がユニークなものもあって、ぱっと見ではどうやって遊んだら良いのかわからないなんて思ってしまうかもしれません。

 

公園遊具の遊び方にマニュアルのようなものは存在するのでしょうか?

 

子どもが遊ぶものなので、設置基準や耐用年数がどのようになっているのかも気になりますね。

 

公園遊具について詳しくご紹介します。

 

 

 

 

 

 

公園の遊具って遊び方わからない?答えは…自由!

 

 

公園で、形が斬新な遊具に出会うと「これは一体…なに?」と考え込んでしまうんですよね…。

 

以前訪れた公園には、うんてい(雲梯)と、ぶら下がって前へ進む輪っかと、所々に自動車のような運転ハンドルが付いた遊具があったんですよ。

 

こういったものを複合遊具と呼ぶのだそうですが、どうやって遊んだらいいのでしょう?

 

答えは自由に遊んだらいいのです!

 

高度成長期以降、子どもたちの遊び場や遊び友達の減少に危機感を抱いた大人たちが、子どもの創造力(想像力)に委ねられた形の遊具を開発した結果、このような遊具は複数人が同時に遊んだり、遊びが連続して繰り広げられるようなものになっていったのです。

 

公園遊具メーカーの株式会社コトブキでは、そのような遊具を環境デザイン研究所の仙田満さんにアイデアを出してもらい、「コミュニティ遊具」というものができたのだそうです。

 

確かにユニークな遊具で遊んだ時には、何人もの子どもたちが自然に集まってきていて、その周りに子どもの保護者が関わっていて、子どもも大人も何かしらコミュニケーションが取れていたのを思い出しました。

 

もちろん、従来のブランコなど前から遊び方を知っているような遊具でも「子どもは遊びの天才」なので創造的な遊びをすることができます。

 

新しい発想で作り上げられた遊具もまた、子どもの自由な発想を促しながら人が自然に集まる魅力的なツールとなっているのです!

 

 

 

公園遊具の設置基準は?安全に配慮している

 

 

日本公園施設業協会(JPFA)という、公園の設置施設を扱う業界団体があります。

 

国交省の「都市公園における遊具の安全確保に関する指針」には、「子どもの心身の発達」などに必要な「遊びの価値」を尊重しながらも、公園遊具の安全確保に努めるといった事が書かれています。

 

それをふまえて、JPFAは「遊具の安全に関する基準」という自主基準を定めています。

 

公園遊具には安全領域というものが必要で、それは子どもが公園遊具から落ちてしまったり、不意に飛び出してしまう可能性のある空間の事を指しています。

 

そういった場所には樹木や照明灯、石やガラス、でこぼこや硬い物があっては危険なので、公園遊具の設置には安全領域をしっかり保持しなくてはいけません。

 

遊具メーカーによると、落下が予想される地面には硬いコンクリートなどではなく、土・芝生やウッドチップ、柔らかい人工マットなどが良いと提案しています。

 

また、設置する公園遊具の開口寸法のチェックも必要です。

 

子どもの頭は胴体よりも大きいから、初めから胴体が入らないようにするか、入ってしまった場合にも頭部が抜けるほどのスペースを作る必要があります。

 

開口寸法のチェックには、JPFAの点検器具Aという子どもの体(児童の頭サイズと幼児の胴体サイズ)を想定した型を使って検証するそうです。

 

 

 

公園遊具の耐用年数ってどのくらい?場所によります!

 

 

公園遊具の耐用年数は何年なのでしょうか?

 

あなたの知っている公園をいくつか思い浮かべてみて下さい。

 

その公園は、それぞれに同じサイズ・遊ぶために出入りする人の数などが違いますよね。

 

それに、ずっと外に設置されているという性質上、公園遊具は日光や雨風に晒されたままなのです。

 

つまり、使用頻度の多少や設置条件によって公園遊具の耐用年数は違ってくるのです。

 

日本公園施設業協会(JPFA)が発表している標準使用期間は、木製の複合遊具は10年、鉄製の複合遊具は15年、消耗部品は3〜5年となっています。

 

標準使用期間は、絶対的に保証された耐用年数ではなくあくまでも「目安」なので、木製遊具は10年大丈夫だといって管理をほったらかしにしてしまうのではなく、日常点検や定期点検が必要となってきます。

 

まず始めに遊具を設置した直後に遊具を製造した業者と設置した業者が初期点検を行います。

 

その後は、日常点検を公園を管理する人が日常業務のなかで行います。

 

点検には、管理する公園によって多少違いはありますが、いくつものチェック項目があって、点検部位と点検ポイントが細かくリストアップされています。

 

それによって、危険箇所の情報が共有できるようになっているようです。

 

定期点検は公園を管理する人と公園遊具の専門の技術者が、日常点検よりも詳しく調べていきます。

 

日常点検や定期点検で見つかった危険箇所を、公園を管理する人が専門の技術者に依頼をして精密点検になることもあります。

 

まるで人間の健康診断みたいですね。

 

 

 

まとめ

 

 

公園遊具は、子どもの自由な発想に任せて遊んで良いということがわかりましたね。

 

公園の管理をする人達向けには、非公開の遊具のマニュアルがあって安全をしっかり管理できるようになっているようなので、安心です。

 

遊具で遊ぶことによって、子どもの心と体の発達が促されるのですから、安全であるということは最も大切なことです。

 

しっかり点検することによって、子どもたちの大好きな公園遊具ができるだけ長く使われたら嬉しいですね!