冠雪を言い換えると?いつ頃見られるの?富士山でいつまで見られる?

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冠雪(かんせつ・かむりゆき)とは、特定の物にかぶさるように降り積もった雪のことを言います。

 

特に初冠雪という言葉が一般的ですが、こちらはその冬に初めて山の頂上に雪が積もることを指す、風流な言い方なんですね。

 

そんな冠雪ですが、他の言葉に言い換えると、本来のものに覆われてものが見えなくなることと、雪が山の頂上に降り積もることの2パターンに分けて非常に多くの言い方があります。

 

「雪を頂く」「載帽」などが後者、「埋もれる」「埋没する」などが前者の言い換えになります。

 

冠雪を観測している代表的な山として富士山がありますが、初冠雪は大体9月後半、富士山でいつまであるのかというと、翌年の6月位まであるんですって。

 

 

 

 

 

 

冠雪の言い換えは?

 

 

冠雪とは、被るように降り積もっている雪のことで、ここでは特に山の頂上を指して言う言葉です。

 

ものにかぶさる、という意味での言い換えでは「覆いかぶさる」や「隠れる」という言葉なども使えますが、やはり雪が山に被さっていることを主にいう言葉ですから、それにあった言い換えを覚えたいですよね。

 

「初冠雪」などという言葉もありますが、冠雪の言い換えには他にも様々な言い換えがあります。

 

耳に馴染みのある言葉では「頂く」「戴帽」「深雪」などがあります、カタカナでは「スノーブリッジ」当りが一般的でしょうか。

 

少し珍しい言い方には「あみだにかぶる」「雪を頂く」「冠雪被る」「処女雪」など様々な言い方をする場合があります。

 

特に俳句などでは季語に当たる言葉になりますので、かなりの数の言い換えができる言葉でもあるんですね。

 

ものにかぶさるという意味では他にも「没する」「包み込まれる」「覆われる」という言葉を使うこともあります。

 

雪という言葉を使いたくない場合は「山眠る」という表現もあります、言葉の通り雪が山に覆いかぶさって、山肌が見えなくなる様子を表したものです。

 

他にもまだまだ言葉がありますので、いかに人間と冠雪とが親密に関係性を置いていたかがよくわかりますよね。

 

 

 

冠雪っていつ頃なの?

 

 

冠雪は山の頂上に、その年の初めての雪が積もることを言います。

 

一般的に考えると冬の12月や、早くても北海道などではもっと早く雪が降るな…と考えてしまいますよね。

 

しかし実際のところ、山の頂上の高度が高いところでは気温が地上よりも何十度も低くなります。

 

そのため地上ではそろそろ秋めいてきたかな、という頃に初めての冠雪「初冠雪」を見ることができるようになってきます。

 

観測されている中で有名所の冠雪は、やはり富士山ですよね。

 

富士山の初冠雪は山梨県にある甲府地方気象台というところで観測されており、山の一部に雪らしき白いものが初めて観測できた時を初冠雪の日として記録をし続けています。

 

平均的には9月の終わり頃から10月の始めの頃に初冠雪が観測されるのですが、一番早かったときは1963年7月31日に観測されたことがあるんですって。

 

最も遅い時期は1943年の10月16日ですから、地上では秋もそろそろ本番といったところでしょうか。

 

ちなみに似た言葉で初雪化粧というものもあります。

 

こちらは富士吉田市で山に雪が観測され次第発表します、こちらは観光のPRを中心として発表していること、それから見ている地域が異なることから、初冠雪の発表時期とどうしても日にちがずれてしまうという現象が起こります。

 

 

 

冠雪は富士山でいつまで見られるの?

 

 

初冠雪は先程も触れましたが、富士山で9月下旬(早くて上旬)から10月中旬くらいの間に観測されます。

 

そのため冠雪が完全な、おなじみの富士山の姿に変わるまではほぼ毎日冠雪の経過を観察できるということになります。

 

この雪が完全に積もるのが10月中として、冠雪はほぼ毎年10月以降から翌年6月まで楽しむことができます。

 

雪が富士山に無いのは大体3ヶ月なので、雪がない富士山はある意味では非常にレアな存在だと考えていいでしょう。

 

そんな富士山ですから、ついつい夏場は軽装で登りたくなってしまうものなのですが、富士山はそんなに甘い場所ではありません、雪はないとはいえ、頂上に向かうにつれどんどんと寒くなっていきますし、そもそも足元が安定しないため、軽装で登るなんてとんでもないことなんだと言います。

 

冠雪が無いからと言って(他の山も同じですが)装備なしに軽率に富士山に登ろう!と考えるのは非常に危ない考えなんですね。

 

さて、冠雪が見えるのは10月ですが、実は富士山に一番雪が降るのは4月なんです!

 

他の月より雪がしっかりと乗っていて、地上の桜との写真の相性がよく、よく絵葉書などになっている写真がありますが、これがちょうど合成ではなく、4月の写真なんですね。

 

 

 

まとめ

 

 

冠雪の言い換えには風流な言い方が数多く存在しており「あみだにかぶる」「雪を頂く」「冠雪被る」などの言葉が残っています。

 

やはり俳句の季語などでもよく使われるモチーフなので、人気さも相まって「雪」という言葉を使わずに表現する言葉もまた数多く存在しています。

 

富士山の冠雪は9月から10月、翌年の6月までじっくり見ることができるため、逆に雪がない時期はレアな時期とかんがえてもいいかもしれません。

 

中途半端に山を登るのは危険ではありますが、登るときは装備を欠かさず、様々な富士山の冠雪を楽しむ風流な気持ちも忘れずにいたいものですね。