カブトムシの飼い方を100均で極める!土や餌やりはどうするの?
カブトムシに憧れを持っている子どもたちって多いですよね。
またその憧れを持ったまま大人になってしまった人も少なくありません。
なんと言ってもお世話が大変ですし、設備にもお金がかかるし…という時代はもう終わりました!
今は100均のアイテムでカブトムシを飼うことができるんです!
カブトムシの買い方に必要な土や餌やりも含め、総額1000円以内でお世話をすることができます。
もちろん土や餌やりのお世話も一度覚えてしまえばもう怖いものなし!
100均で少年たちの憧れである虫の王様カブトムシを、自分の手で育てていきましょう!
カブトムシの飼い方を100均で極める!
まず最初に注意として知っておいてほしいことがあります。
それは100均には日々様々なアイテムが並びますが、カブトムシを買う場合は多くの場合、100均の季節物であることが多ということです。
物によってはガーデニングのコーナーで揃うことがありますが、本気でカブトムシを100均グッズで育てたい!という場合は夏の季節物コーナーを狙うのが確実です。
また中には100均のものでも300円商品や500円商品などもありますので、地元にある100均や予算と相談して、様々なアイテムを駆使していくことが大切です。
ではカブトムシを飼う時に必要なアイテムをまずは見てきましょう。
まずは基本の飼育ケース、これは小さいものであれば100円なのですが、大きいものも300円、500円で用意されていますよ。
次に昆虫マット、これはクヌギやナラといった、昆虫がすむのに適している専用のシートです。
昆虫マットの下に引く保水ジェルもの必要ですね。
後はコバエよけのシート、餌用の容器、葉っぱのおうち、隠れ家等に使える木、このラインナップがあれば基本的なカブトムシのお家の出来上がりです。
全部100円のもので揃えたとしても7つですから735円、およそ800円でカブトムシ飼育の準備が整いました!
最近の100均グッズは質も向上しているので、ひと夏カブトムシを飼ってみようかな…という人に特におすすめです。
カブトムシの飼い方で土について知りたい!
カブトムシの飼育グッズの中に出てきたのが、昆虫マットですよね、これってただの土じゃだめなんでしょうか?
残念ながら通常の土ではだめで、一般的に販売されている昆虫マットと保湿剤か、ホームセンターに売られている腐葉土を使わ無ければなりません。
普通の土であると栄養素もありませんが、虫を避けるための殺虫剤なども含まれているため、虫がそのまま死んでしまうこともあるためです。
また卵から育てる場合は敷くグッズにあった飼育マットと給水マットも適していません。
虫かごなどの箱に敷き詰める時は厚さは10センチくらい敷き詰めますが、このときの土の状態は握ってお団子になるくらいの程よい湿り気があるようにします。
あまり乾燥していても適していませんし、水気が多すぎるとカブトムシが死んでしまうため、土を敷き詰める場合は土の加減は特に大事なポイントとなるのです。
土が湿っている状態でカブトムシを飼うことになると、当然ではありますが虫が発生してしまいます。
これでさっきのコバエよけシートが役に立つわけですね! 他にもダニや小さい線のような虫がでてくることもありますので、あまりに数が多い場合は土を一旦乾かしてから敷き直してあげます。
ただこの虫たちはカブトムシが弱る原因であるとか、直接害があるかどうかまでは分かっていません。
あまり細かく気にすると気が滅入ってしまうので、少なくとも虫は発生するということで気にかけすぎないようにカブトムシを飼っていきましょう!
カブトムシの餌やりってどうしたらいいの?
カブトムシの餌には様々なものが考えられますが、一番いいのは100均に限らず販売されている昆虫ゼリーです。
昆虫ゼリーは腐りにくく、カブトムシに最も適した栄養が始めからすべて入っているため、他の果物などの心配もする必要がありません。
コツは昆虫ゼリーはあまり深い容器だと食べられないので、容器を切って加減をしてあげること、無くなる前にゼリーを補給していくことの2点!
特に卵を生む前のメスのカブトムシはたくさん餌を食べるので、その辺りは気をつけて餌をあげるようにしましょう。
でもどうしても果物を食べているところを見たい!というこだわり派の人もいますよね。
そんな人はバナナかりんごをカブトムシにあげてください、ただし果物は腐りやすく虫が付きやすいので交換は早めにしてくださいね。
カブトムシといえば夏だしスイカだよね、と思ってしまいがちなのですが、実はスイカはあげると水分が多すぎてカブトムシの具合が悪くなります。
カブトムシだって生き物ですから排泄しますし、排泄物が水を多く含んでいると飼育ケースがどんどん汚れてしまうので、結果的にカブトムシによくありません。
ケースの大きさに余裕があるならぜひ餌台(ゼリーの容器が入るタイプの台)を活用しましょう!
取替も楽になりますし、カブトムシとしても餌が食べやすくなるので一石二鳥です。
まとめ
カブトムシの飼い方はとにかく土に気をつけてあげること、餌を切らさないようにすることです。
この2つを守れば100均のアイテムだけでもカブトムシを飼うことができます。
幼虫から育てるにはかなり気をつける必要がありますが、成虫であれば100均アイテムでも十分にカブトムシとひと夏を過ごすことができるんです。
季節モノであるため、アイテム自体に巡り合うチャンスを逃してしまうと道具が揃わないという欠点はあるものの、環境をきちんと整えられる人であればカブトムシを飼うことはそこまで難しいことでもありません。
別の昆虫も季節ごとに飼うもよし、夏にカブトムシに力を入れるもよし、新たな昆虫との出会いを楽しんでみてくださいね。