ドット絵の作り方のコツってある?スマホやパソコンでも作れます!
かつてファミコンやパソコンで多く使われていたドット絵ですが、今もドット絵は健在なんです。
というのも、パソコンやゲームで使っている機械の解像度が上がったため、本当はドット絵なのにドット絵に見えない!というのがその理由で、今でもドット絵は身近にあります。
加えて人気の「どうぶつの森」シリーズには、マイデザインと言われる、ドット絵で自分のすきなデザインを作れる機能をはじめとして、再び出てきたドット絵ブームでドット絵の作り方のニーズもどんどん大きくなっているんです。
ドット絵作りの基本は専用のソフトをダウンロードして、そこに色を落とし込んでいく方法が一般的です。
そこでここではドット絵の作り方のコツや、スマホやパソコンでドット絵を作る方法を詳しくご紹介していきます!
ドット絵の作り方のコツとは?
ドット絵の作り方のコツは、第一にきちんと作りたいもののデザインを用意しておくことです。
元となるきちんとした絵があると無いとでは、製作時の線の作り方にも大きく左右してきます。
その上で主線を最初に作っていくか、色から先に作っていくかを決めていきましょう。
元デザインはなるべく近くに置いておくか、ドット絵を作る専用ソフトの中にある、下絵をあらかじめ置いておいてくれる機能を使うことが大切です。
大元から大体の線を書き出し、後はとにかく根気よく色を入れていくことが大切です。
あらかじめ主線を入れるか入れないかで難易度が若干変わりますが、慣れてしまえばどちらでもできるようになるので、お好みの絵に近い方法で練習するのもドット絵のコツです。
最後のバランスの良さは特にドット絵の命になる部分でもあるので、最大のコツとしては「仕上げを妥協しない」ことと「ときには妥協する」をきちんと共存させることでしょうか。
あまりこだわりすぎるとドット絵は終わりませんし、かと言ってこだわらなければクオリティはいつまでも上昇しません。
打ち込めば打ち込むほど結果が出てくるドット絵だからこそ、しっかりと最初と終わりの区別をつけていく必要があるんですね。
ドット絵の作り方スマホ編
ドット絵を作るのに適しているのは、意外にもスマホの方です。
なぜなら指先で打ち込んでいく作業になるため、画面がパソコンよりも小さく、小さな時間に色を打ち込んでいくことができるためです。
そのためか、スマホのアプリには、Google、Apple問わずに様々なドット絵作成アプリが用意されています。
もちろんアプリをダウンロードした後は下絵や元の色を塗り、後は指で書き込んでいくだけです。
無料のものだけでなく、様々な独自の機能がプラスされた有料版も用意されているため、最初は無料版で試してみて、慣れてきたら有料のソフトに切り替えるという選び方もできるようになりました。
指先でダイレクトに線を書くことができるので、形を作るときも、ペンの有無関係なしにお手軽なのが嬉しいですね。
ペンがあるとより簡単にドット絵を作ることができますが、画面が小さめなのでペンは逆に無いほうがお手軽に作れます。
あとは決められた色を効率よく使って、こまめに保存しながらドットを打ち込んでいきましょう。
スマホアプリの場合は選択できる色は比較的少なめになっているため、非常に拘りがある!といった緻密なドット絵には向いていません。
お手軽で可愛いドット絵を描きたい人向けのツールなので、動物やミニキャラを描きたい人向けなのがスマホ版です。
ドット絵の作り方パソコン編
パソコン版の場合も、意外ですがドット絵を書く場合は専用のドット絵作成ソフトの準備が必要です。
ちょっと意外かもしれませんが、ウィンドウズにあらかじめ入っているペイントも解像度が上がっていますし、個人作成ゲームのキャラクターや背景に使う場合は改めてドットで書き起こす必要があるからです。
ドット絵作成ソフトをダウンロードした後は、インストールした後、下絵を描き、あとは色塗りや書き込みなどスマホ版とすることは同じです。
しかしパソコン版の場合はドット絵の色の数や、画面が大きいことから、等身の高いキャラクターや背景などを書き込むこともできてしまいます。
そのためマウスよりペンタブ等の専用アイテムを購入するのも1つの手段です。
色数が非常に多いため書き込みも根を詰めれば、かなりリアルなイラストもドットで書き込むことができますので、何日もコツコツと書き込むことを楽しみたい人は迷わずパソコンで作ってみましょう。
もちろんキャラクターだけでなく、背景を作るのもドット絵の楽しみですので、パソコン版の場合は是非風景画やイメージ画にも挑戦してみることをおすすめします。
スマホ版ではできない思わぬ世界を作り出せる可能性を秘めていますよ!
まとめ
ドット絵の作り方のコツは、下絵をしっかり用意することと、根気よく色を乗せていくことの2点です。
多少形が歪んでも色を載せていく段階で修正ができますので、多少の失敗は気にせずにどんどんとドットで絵を書き込んでいきましょう。
またスマホ版とパソコン版では作ることができるドット絵が大きく変わってきます。
初心者やかわいい手軽なものを作りたい場合はスマホ版、リアルなものやかっこいいものを作りたい場合はパソコン版がおすすめです。
ドット絵のコツは、ドット絵であればどの様な媒体でも応用することができます。
最近ではマイデザインでドット絵を書き込むことができるゲームも増えているため、自分が作りたいデザインがある場合は、あらかじめきちんと見本を用意しておきましょう。
これだけでかなりドット絵のクオリティを上げることができるので、一度は挑戦してみてくださいね!