青森ねぶた祭りどんな祭り?願いは?どのように受け継がれているのか

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青森ねぶた祭りとは、名前の通り青森にある様々な場所にあるお祭りで、ねぶたを山車に乗せて街中を引っ張っていくお祭りです。

 

その賑やかさや華々しさから全国で有名になり、現在は東北地方で行われる最大級のお祭りの一つになりましたよね。

 

しかしこれらを継ぐ人たちがいなければ、お祭りはどんどん廃れていってしまう一方です。

 

そこで青森ねぶた保存伝承条例という物が作られ、日本伝統のお祭りの1つとして、若い人たちに伝え、どんどんと大きなお祭りにしていったのが、今のねぶた祭りがある経緯になっているんですね。

 

そんなねぶた祭りに欠けられた願いは実に様々だったのですが、元々は流行病を祓い落とすために初めた、ねぶた流しから始められていたと言われています。

 

詳しい情報をご紹介していきましょう!

 

 

 

 

 

 

青森ねぶた祭りはどんな祭り?

ねぶた祭は元々中国から伝わってきた七夕と、日本の精霊流しが融合したという説が強く、元々は流行した病を一緒に洗い流す意味合いを持っていました。

 

ねぶた祭りの大きな山車に刀を持った人がいるのは、病魔を払う効果が、ぴょんぴょん飛び跳ねながら踊るのは病気をはねのける効果があるとされていて、夜に祭りをすることで祖先達がいるとされる星々を祀るという意味があり、今に至ります。

 

大きな山車につけられた刀をもった人たちなどを「ねぶた」といい、元々は小さな精霊流しに使われる明かりが起源と言われています。

 

これをお囃子に乗せてハネトという人々が跳ね回り、出しを引っ張って、街中を歩いていくのが青森ねぶた祭りです。

 

東北地方には様々なねぶた祭があるのですが、青森ねぶた祭りは東北で行われているねぶた祭りの中でも最大級の規模を持っていて、なんと毎年数百万単位の人々がお祭りに参加しています。

 

中心となる青森ねぶた祭り以外でも、同じ青森県内でたくさんのねぶた祭りが開かれているため、見に行くときはどこで開催されるねぶた祭りなのかをしっかり確認する必要がありますね。

 

中心となる青森ねぶた祭りは8月の上旬に、青森駅の近くで開催される物となっています。

 

 

青森ねぶた祭りはどのように受け継がれているかを知りたい!

そんな今は大きく栄えている青森ねぶた祭りですが、一時期は廃れかけたこともあり、青森の人々は歴史や伝統、偉大な文化財の1つとしてこの祭りを残そうと活動を始めました。

 

それが青森ねぶた保存伝承条例です、この条例で青森市民たちは参加者、見学者双方に感動などが生まれてくるこのお祭りを、様々な人が交流できるお祭り、伝統と育ててきました。

 

結果として昭和55年に国の重要無形民俗文化財として国に認定され、今や様々な国の人達との交流の場として青森ねぶた祭りは大きなお祭りになったんですね。

 

具体的な受け継ぎ方としては、伝承条例を見ていくと、まずは学校や地域、家族などでねぶた祭を見たり、参加したりするところから始めていくことになります。

 

さらに学校や図書館などの公共施設での教育や、実際にクラスや学校からお祭りに参加することで、親しみやすさや伝統等を学んでいきます。

 

確かに自分が一度でも関わっていくと、そのお祭りやイベントに対して愛着も湧いてくるので、こういった地域の小さな取り組みの繰り返しで、青森ねぶた祭りが守られていっていることが分かります。

 

この青森ねぶた祭り伝承条例は平成17年4月1日から正式に施行されているのですが、その前から地域でもっとお祭りを盛り上げよう!という活動や取り組みも続けられていました。

 

 

青森ねぶた祭りに込められた願いとは?

青森ねぶた祭りに込められた願いは、遥か昔の七夕に(今で言う旧暦になるため、8月に七夕が行われている)厄除けや先祖の魂を祀る、一種の神事として行われていたところから始まります。

 

元々中国にあった七夕まつりと、日本にあった精霊流し(ろうそくや人形などを流す)が同時に行われ、無病息災を祈っていました。

 

そのため現在の青森ねぶた祭りでもこの様な願いが込められ、人々の無病息災や先祖への感謝などから、山車にねぶた(精霊流しの時のろうそくを入れた紙の提灯のようなもの)を乗せて、街中を練り歩き、病魔退散を願って通り過ぎていきます。

 

最近ではねぶたの華やかさや、各地から来る踊りの参加者など、見た目に重視が置かれているような雰囲気もあるのですが、きちんと伝統を守り、そういった願いを込めて、青森ねぶた祭りは開催されているんですね。

 

一時期は様々なねぶたが同時に駆け回っており、通り道などで喧嘩が起こることもしばしばあったのですが、現在は全体的にきちんと催事が行われるように通路や祭り時期を調整しています。

 

どうしてもマイナスになってしまう部分を削り取っていくことで、より洗練された今のねぶた祭りとして、無病息災を祈りながら街中を練り歩いているのです。

 

 

まとめ

青森ねぶた祭りは、ねぶたと言われる大きな提灯に様々な造形を凝らし、無病息災などを祈りながらねぶたを乗せた山車を街中に走らせ、様々な踊りで病気を払うお祭りです。

 

昔とは形が少し変わっている部分はあるものの、国の重要無形民俗文化財として、新しい面を取り入れながら伝承を守って行われています。

 

ねぶたやねぶた祭りそのものの伝承はいくつか元となっているとされるものがありますが、七夕と精霊流しが混ざり、無病息災を祈る行事として伝わっていきました。

 

現在は青森の中でも、青森駅付近を中心としたねぶた祭りが「青森ねぶた祭り」と呼ばれていますが、時期を変えて青森の40以上の地域で同じ祭りが行われているんです。