モルモットはなつくか?なつく種類はどれ?方法はどんなものがある?
現在ペットブームがまた来ていますが、特にお家で飼える動物の方がお散歩などの手間を考えずにすむことから人気が高いとされています。
また中でもモルモットはテレビ番組やネット動画などの影響で特に人気が高まっており、誰もが気になっている存在になってきましたよね。
でもモルモットはなつくのか?といった心配や、なつくモルモットにも種類があるのではないか?なつく方法はあるのか?と心配な人も多いでしょう。
モルモットは小さいうちに慣らしていくと、かなり慣れて抱っこやなでなでもできるほどの信頼関係を結ぶことができるようになります。
特にイングリッシュやアビシニアンはなつきやすく、好奇心も旺盛です。
しかしどんなモルモットでも、スキンシップをして飼い主の匂いをきちんと覚えさせてあげると、少しずつですがなつく方法もきちんとあるんです。
そんなモルモットと仲良くなっていくための情報についてご紹介していきましょう!
モルモットはなつくか?子供からお世話すればなつく!
どの様な動物もそうなのですが、基本的には小さい内に購入してお世話をしてあげていると、飼い主になつきやすくなります。
しかしだからといって大人のモルモットが全くなつかないとは言えません。
ただ大人になってしまうと、モルモットは警戒心がどんどん強くなってしまいます。
そのため生きている間になつかない可能性も高くなってしまうことを忘れないようにしましょう。
もうひとつ、モルモットがなつくかどうかを考えるにあたって、性別も非常に大きく左右することが分かっています。
オスはどちらかといえば無邪気、メスはちょっと気まぐれな所がある、と言われているんですって。
そのため飼い主に従順なのはオスのほうが多く、メスはなつかないことは無いのですがちょっと気難しいところを持っています。
なつくかどうかで考えれば、子供のオスが最もなつく可能性があるということになりますよね。
また後ほど紹介しますが、飼い主側がモルモットにどのように接するかによってもなつくかどうかは大きく変わってきます。
当然ながら無理強いをしたり、あまり叱ったりするとモルモットも嫌になってしまい、人間が嫌いになってしまいます。
このちょっとしたことが、モルモットが飼い主になつくかどうかが左右してくるのです。
きちんとしたコミュニケーションが取れなければ、なつきやすいとされるオスの子供だってなつきませんし、逆にうまくコミュニケーションが取れればメスのモルモットも懐いてくれます。
モルモットでなつくって種類いるの?
モルモットの中でもなつきやすいとされている種類は3種類います。
まずは体が丸いクレステッド、ポピュラーな種類であるイングリッシュ、そして巻毛のアビシニアンです。
この3種類は元々人懐っこいことと、お手入れが難しくないため、初心者向けのモルモットでもあります。
そのためこの3種類の中から選ぶのが最も簡単ではあるのですが、選び方によっては他のモルモットもきちんとなつく子がいるんですよ。
先程もご紹介したとおり、まずはオスがなつきやすいことを覚えておきましょう。
基本的にオスは無邪気なので、コミュニケーションを嫌がりにくい傾向があります。
それからできるだけ若いモルモットを選ぶことですね、生後1ヶ月や2ヶ月のモルモットであるとなつきやすくなります。
しかし見ていて「若いオスだから」という理由と根拠だけでモルモットを選ぶのは少し問題です。
確かになつきやすい傾向はありますが、確実に懐いてくれるモルモットかどうかはわからないので、もう少し慎重に選択する必要があります。
そこでチェックしてほしいのが、スキンシップが好きかどうか、お店の人にお願いして触らせてもらいましょう。
やはり触られたくない、警戒心が強いモルモットも少なくありません。
触らせてもらうときや抱っこなどをさせてもらう時、少しでも嫌がる仕草をした時はかなりなつくのが難しい子となります。
モルモットがなつく方法ってどんな方法?
モルモットがなつく方法は、まずは飼い主のニオイを覚えさせるところから始めましょう。
一緒に暮らす家の中や、いつも寝ることになるケージの中に、飼い主であるあなたのニオイがする小物などを入れておいておきます。
この場合はハンカチや不要になった服の切れ端、タオルなどが良いですね。
飼い主のニオイを覚えると、そのニオイに抵抗や警戒心が薄くなっていき、次第になついてくるようになります。
同じ理由でご飯やおやつを手から挙げてみたり、スキンシップをしっかりとったりすることも大切です。
とにかくこのニオイの人間は怖くないんだ、ということを覚えさせてあげると、モルモットはきちんと記憶することができるので、なつきやすくなるんですね。
また怖がらせるような、怒ることや無理に何かをさせるようなことはしてはいけません。
ちょっとしたことでも褒めてあげる、できるだけ慣れないうちは距離を詰めすぎないことも大切です。
モルモットは少し臆病な所もありますから、怖いことや嫌なことは嫌いなのです。
最後にスキンシップする時のおすすめは夜と言われています。
夜行性の生き物なので、夜ちょっとした時間に撫でてあげると丁度いいスキンシップになりますよ。
まとめ
モルモットは小さいうちは慣れやすいのですが、大人になってしまうと警戒心が強くなるため、ちょっとなつきにくい所があります。
しかしケージに飼い主のニオイがついたものを入れる、スキンシップをある程度取るなどを繰り返すことで、時間はかかりますが大人でも慣れてくれる可能性があります。
子供のモルモットのほうが警戒心は薄いため、できるだけ若い個体をお迎えしてあげるのも、なついてもらうための一つの方法です。
モルモットは臆病で警戒心が高いのですが、なつくと自分からスキンシップをしに出てくるようになります。
飼い主側も努力をしないと懐いてくれないのはどの動物も同じです、気長に愛情を注いであげてくださいね。